海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

餅屋は語る

ヨメサンが明日から委員会なので、晩ご飯を作るべく少し早めにウチに帰ろうと駅からとぼとぼ歩いていたのだ。すると、もうすぐ統一地方選なので、某与党の宣伝カーが走り回っているわけ。私の当選してほしい候補じゃないので、うるさいなあと思いながら歩いていたら、なんか後ろから近づいてくるじゃん。チッと思っていると私の横で急にスピード落とすの。なんじゃ?と思ったら、運転席から運転手が顔と手をつき出して追い抜きざま、私にひょいっと挨拶していくの。で、睨みつけたら、知ってる町議さんでばつが悪かった。っていうか、この町議さん、ヨメサンが議員になってから、これまで私と会ってもなんか愛想が悪くなってて、まあそういうものが党派性というものだよなあ、と思ってたんだけど、いったいどうしたんだ?と思って帰宅してヨメサンに話したところ「選挙中は、テンション上がるから、誰にでも愛想振りまくのよ。知ってる人間となったら、当然そうするわよ」と言われた。なるほどそういうものか。

おこぼれ

動物の個性については、21世紀に入って以来の動物行動研究の花形テーマの1つである。つうわけで、今回原稿のためにまとまった形で勉強しているのだけど、これあれやね、個性っていうのは、言うたら硬直性のことやんね。これなんなん?スピードと正確性のトレードオフともなんか関係あったりするわけ?とか原稿書いてると色々妄想が膨らむのよね。

雨の南国

今日は近所で開かれる月に一度のオーガニックマーケットの日。先月はNZで、その前はスキーで行かなかったので久しぶりだ。ところが雨である。最初でかけたときはパラパラだったところ、すぐにザーザー来て、いやんと思って帰ろうと思うと、なんか知らない人がドラムを組み立てはじめるじゃないか。なんですかあれ?というと、スティールパンの生演奏があると言う。なんだそれ?と思うと、ドラムの横に巨大な凹面鏡のようなものが。これがスティールパン。ドラム缶の底をたたいて半球状にした楽器だ。場所によって厚みを変えてるのか、叩く場所によって音階が決まるそうで。で、音がなんかトロピカルと思ったらば、トリニダードトバゴのものだそうで。で、やっぱ生音はいいものなので、20分ほど雨の中演奏を聴かせてもらう。ブラジル。と、夕方からはシネコン。「THE GUILTY/ギルティ」。百聞は一見に如かず、という話。緊急電話のオペレーター室の中だけで話が進む、女性誘拐事件解決の顛末を描くサスペンス、という触れ込みとはずいぶん感触の違う作品だった。主役のアップがシーンのかなりの部分を占めるのだが、間をうまく使って、感情の変遷をうまく表現できていて素晴らしかった。「search/サーチ」では、カーソルの行ったり来たりの間が有効に使われていたが、あれに比べると今作の間の使い方は正統派。どうでもいいけど、デンマーク語の映画ってはじめて見た気がする。

前進基地

4月には統一地方選。大阪では俄に必要のない選挙が発生してアホらしいやら何なのやらだが、これがなくとも府議選は前から予定されていたわけだ。で、友人の高槻市議がここでステップアップということで、今日はウチの町を午後から回るからねーという話を聞いていたわけ。で、聞いてた時間に、集まるといわれてた駅に行ってみたら誰もいないじゃん。まあいいや、そういうこともあるのが選挙だよね、とウチに帰って、薪をチェーンソーで切っていると、街宣車の声が聞こえてくる。はてはてこれはウチの前で演説でもするのかな?と玄関先に出てみる。ウチはスーパーの前にあるので、選挙の時は絶好の演説ポイントになるのだな。すると、友人と辻元さんが演説しているところ。ヨメサンも出てきて、やあやあとか言ってると辻元さんがちょっとトイレ貸してというのでお貸しする。オイ、息子よ出てきて挨拶せんかい!と上の子に声かけるも出てこない。アホやなあ。こんな突飛なシチュエーション、エンジョイしなくてどうするっちゅうねんな。

3往復

朝10時から某所にて打ち合わせ。なんだかよくわからないけれども、反対するようなものでもないので、聞いておいた。で、車を買うことになるので、その書類を用意しておけとディーラーに言われていたから、いよいよやらなきゃ、ともらったものを引っ張り出してきたのが昨日。メモを見ると1月末を目処に揃えろ、と書いてある。!やべえ!必要書類のうち、住民票は既に用意していたけど、足りないのが印鑑証明だ。つうことでお昼に慌てて役場に行って、証明もらおうとしたら、印鑑証明カードがいる、と書いてある。なんだいそれなんのことだからわからんじゃん?と、幸い今はお昼休みだ。ので役場の3階、議会フロアに上がってヨメサンを発見。他の議員さん他と最近の懸案の話題が口に上がるものの、ゴメンナサイ今日は私用できたんですー(っていうかオレには役場に来る公用などない)、といってカードの置き場所を聞き出してウチに帰る。と、言われた場所にちゃんとあるじゃん。ので、これを持ってようようと役場を再訪。窓口に、ほれ、と出したらカウンターの後ろでしばらくごにょごにょされて、「あのーこれカードが違うんですけど」と。イヤ印鑑証明カードじゃん?って思ったら、これはヨメサンの印鑑用だった!!そんなのあったのか!!知らんがな!!で、このカードじゃ出ないんですか?と食い下がってみたけど、出ませんといわれて、そりゃそうだわな。えーっと、つまり、それは私のうちにはもう一枚このカードがあるって事でしょうか?と窓口の人に聞いたら、これこれの番号が印字されたのがあるはずなので、それを持ってきてください、と言われる。ちくしょーヨメサンめ。ちゃんとインストラクションしやがれ、とプリプリ家に帰って、役場を再々訪。案内の方に「さっきも来られてましたよね?」と心配される。だが今度は大丈夫。よしこれで、書類を出せるぞこのままディーラーに、と思ったところで、住民票をウチに忘れてきたことに気がつく。オレのバカバカバカ。と、また家に取りに帰って、やっとディーラーに書類を持参することができた。都合一時間のロス。つう事で午後遅くから大阪市博にDBまわりの仕事で出向くのに15分ほど遅れてしまいましたとさ。一時間あれば原稿書けたのによー。と、これはまずいので市博への往復の電車の中で集中して書いたら1.5北京ほど行った。えらいぞオレ。夜は町の定期飲み会。高名なK氏とついにお会いできる。震災の頃、Twitterで何度もお見かけしたあの方と普通にお話しできるなんて世の中って不思議よね。

もしもの備え

2013年以来、赤い肩掛けのバッグを使っている。台湾で開かれた国際学会のカンファレンスバッグで少数民族の民芸品というかわいらしいやつだ。で、これが肩ひもが長くてバッグ本体が腰のあたりにきていて、カンファレンスバッグなので開閉機構とかないシンプルな縦長の袋一つなのだが、これがiPadをストっと納めるのにピッタリで愛用しているのである。で、なんか人目を引くらしく、いろんなところで、このバッグはどうしたの?と訊ねられるのである。で、すべてのものはいつかは壊れるわけで、私のバッグも最近いろいろすり減ってきてヨメサンに補習してもらって騙し騙し使っている状態。おんなじ物がほしいんだけど、なかなか見つからず、じゃあ代替用のがあるかというと、こういうシンプルなのはなかなかなくて困ってたところなのだ。それが、今日ひょんなことからサコッシュなるバッグが去年あたりから流行っていることを知る。で、この中には、私の愛用バッグと機能的にはよく似たものがチラホラあるみたいじゃないか。これだよ!万一の時のために、どこかで一つ買い求めておこうかと思うのよ。

絵に描いた餅

朝から会議三つ。終わるともう13時だ。小一時間ほどほうけていると、次々と事務仕事が降ってくる。泣きそう。今日は早く帰らないと夕方から雨が降るのに。。。と、やっと16時頃に一区切りついたので、ここしかタイミングはない、と小雨になりつつある中帰ってきた。ウチでは原稿書き。2北京書いた。後10日で20北京書かなきゃいけないので、このペースを維持できれば。。。