海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

はげそう

天気予報通り朝から雨。懸案だった某編集仕事に取り組むわけだが、これ、私も編集仕事長くって、2誌で都合もう16年もやってるんだけど、その中でも最も複雑な案件で、とりあえず自分なりの評価を固めるのにほぼ1日かかり、そのうえでこれをどう処理すべきか相談するためのメールを書くのにも数時間かかって、つまり今日一日の時間をすべてこれに突っ込んだんだよ!雨だから!!

最終結果

日曜日にはさかけした稲、もう脱穀してよいそうな。っていうか明日雨だし、一度降るとまた何日かしないと脱穀できなくて、そうこうしているうちにコメにヒビがはいってきたりするから今日脱穀しろ、と地主さんに強く言われて、朝からやることに。地主さんの脱穀機を使わせてもらう。わー、これすごいわさすが機会あっという間にコメが取れていく。と、友人たちがわらわらと集まってくるので、私忙しいし、と1抜けさせてもらって授業準備に勤しむの。で、昼ごろヨメサンが帰ってきて、もみすりまでやっちゃった、と、玄米の詰まったコメ袋を1つどんと置くわけよ。31kgだったそうな。田んぼ面積は1アールを少し下回るくらいで、その面積だと平均して50kg弱収穫できるはずなので、その6-7割といったところか。無農薬だし、4年ぶりに田んぼを復活させた場所だしルーキーだし、これくらいできたら上出来でしょう。しかしこれ売ったら1万円ほどにしかならないしかけた手間と比べたらまったく割りに合わない。少なくとも私にはこれを業として行うのは考えられんな。それはともかく30kgだと我が家の年間消費量の7から8分の1程度。つうことは今回の田んぼの7-8倍の面積が必要って事か。まあ家族4人いたら十分可能な作業量ではある。ともあれこの米作りの経験は大変勉強になった。来年はもっとうまくやろう。

カーテンなんて気休めです

マスクだけど人の少ない屋外を歩いている時は外している。意味ないからね。で、大学に行く時も途中の道ではつけずにいて、駅の近くでおもむろにかばんからとり出してつけるわけだけど、そういえば一昨日、駅についてさあマスクつけようと思ってビーンとゴムを引っ張ったら不織布との接合部でプチって切れやがるの。さあ困った。この状態で電車とか乗ったらひんしゅくやんね。けど、今さら家まで取りに帰るのもいやだし、コンビニとかで高いのを買うのもしゃくだ。ええい、ととりあえず改札を通ってホームに。切れたゴムを放置して片側だけかけて針金曲げて鼻で止まらんかなとやってみたけどとまるわけもなし。そこでピンと来て、不織布の端に爪で穴を開けてゴムを通して結んでやったら、少しきついけどちゃんとつけられたよ!ということがあってだから電車はいやなんだ、と、でも車で大学に行くのも面倒くさい。運転しているのが退屈でならんわ。が、今日は木曜だから6時半出発のやつだ。1つ授業して2つ会議。いや、同じ部屋で寝泊まりしたら、いくらマスクしてたって、ベッドとベッドの間に距離があったとしたって、1人が感染していたらほぼ間違いなく他の人にうつるよ。家族感染の高さを考えたら当り前だよね。そんなん赤の他人と同じ部屋泊してそれでうつされるのって許容できるかね?オレなら絶対イヤだがね。そういうのが許されるのは、家族とかごくごく近しい人の間だけだろ。

オレなんかにやらすから

今日も大学に行かねばならない。授業をZoomでできるよういろいろ画策して本来今日はウチでできたはずなのにせんないことだ。で、授業すると、学生からノイズがあると言われ、どうも私のところが原因らしい。MacProのファンが最近うるさく回るのだけどそれかしら?それ困るよな、と、ともかくミュートを細かくかけて乗り切る。終わって会議。このために来なくちゃならなかったやつ。で、私としてはゴリゴリの原理主義者としての立場を押し通したわけ。そんなに都合よく人に利用されたりしないの私。っていうか真面目にやれよマジで。つうことでピリピリして帰宅。今日はちゃんと各停に乗ったの。

恐怖の10分間

諸般の事情で大学に行かなきゃならなくなった。もうやだ学部長。とはいえ必要滞在時間はわずか。すると問題はどこで行くかだが、4時間目がZoomなのでそこに合わせて出かけて授業の前にちょこっと片づけるのがよかろう、と。以前ならどうせ行くなら母艦のある研究室で仕事するのが良かったのだけど、コロナ禍で授業準備の設備を自宅に整えており、今最も緊急にやらなきゃいけない事は授業準備なわけで、つまり極力ウチにいたいわけ。ということで朝から音入れ2本。終わると12時半くらいで、あわてて出かけると電車が遅れてて焦る。乗り込むと、目の前にマスクをつけずに大声で楽しそうにお喋りする若いカップルがいて、うらやましいことであるけれど一方こちらも初老といってもいい年であって、心穏やかに見ているわけにもいかないので席を移る。車両自体はガラガラだしね。で、到着して用事を済ませて授業をして帰ってくる。電車に乗る時は極力空いた車両に乗るようにしていて、この時間だと阪急の各停なのだけど、駅についたら快速急行が出る寸前で、ケチ根性出してうっかり飛び乗っちゃったら、混んでるじゃん。どんどん人が乗ってきて、まわりの人と接触するのが避けられないくらい混んでる。こんな状況の電車に乗ったのはコロナ禍以来初めてで、多くの人はこういう暮しをしているのかちょっとオレなら正気を保てないや、と思った。っていうか、そりゃ学生の多くもオンライン授業を選ぶわ。桂に着いて各停に乗り換えられてどんだけホッとしたことか。

1日かけて1回分

9月中旬以降の原稿フェスを裁いている間、オンデマンド講義の準備がまったくできないまま1月ほど過ごしたことになる。たっぷり貯金のあった講義準備もどんどん消費されていき、今や半分ほどに目減りして9回分のうち4回までが終わってしまった。ということで後余裕は5回分しかない。やばい。とにかくスケジュール的に追い込まれるのがキライな私としては、これは大変に気持ちが悪い事態なので、当面やらなきゃいけない原稿周りの仕事が何もない今、もう一気に残りの講義準備を片づけてしまって楽になりたい。ということで、今日は1日音を録ったり音に合わせてナレーションを設定したり。途中、ちょっと抜けてサツマイモを掘りに行った。ヨメサンが掘れ掘れとうるさかったからだが、まだちょっと早かったのではないかと思う。まあしかし、そろそろタマネギの準備もしないといけないしね。

実りの秋

ということできれいな体で今日に臨むことができました。ついに稲刈りするのよひゃっほー。6月から4カ月。丹精込めて育てた稲をついに収穫。いや実際水モチのきわめて悪い田んぼだったから初期のころは朝夕2回水入れたりしてたし、当然無農薬だから草取りも人力で道具も一部使ったけど半分以上の草は一本一本手で抜いたし、終盤にはトビイロウンカの被害に戦々恐々としたり、しかしついに実ったのであるよ。ということで、友人の皆さんに手伝ってもらって刈る。いやしかし、刈ってみると中に大量のクモがいるのね。コモリグモからハエトリからアシナガからもうわんさわんさ。農薬使わないとこんなに田んぼってクもが棲めるのね。そりゃウンカも増えないわ、と思うわけよ。まあ、クモ研究者としては誇らしいわね。で、稲を刈るとクモはあわてて逃げ出すでしょ。どこに逃げるかというとまだ刈られていない稲の下に走り込むわけ。っていうことは稲刈りが進むとどんどんクモが濃縮されていって、私は見てなくてヨメサンによるとだけど、最後の株を刈った時のクモの多さったら、ということらしい。見たかった。で、はさかけして、2時間ほどで終了。わー感無量。で、ヨメサンがひたすら捕まえたクモの同定作業。分類苦手な私なので名前分からないのもいるけど、それを含めて少なくとも13種はいることがわかった。