海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

Living Dead

今年の薪は燃費が悪くて、特に今年になって寒くなってからの消費速度が尋常でなく、このままではシーズン中に底をつきそうになってきた。ので、補給しなくちゃならない。で、こういうときの強い味方が大阪府森林組合で、よーく乾燥したコナラ薪を1束350円ほどで売ってくれる。ちょっと面倒なのは販売が30束単位なのだけど、これだけあれば半月は回せるので、シーズン終わりくらいにちょっとだけ足らないという時には重宝するのだな。問題は買うのは良いのだけど配達はなくて、自分で能勢の事務所まで取りに行かなきゃならん事だ。で、今回は半月じゃ足らなさそうで、念のため90束買おうということになる。1束およそ8kgとみると720kg。ウチの車が大容量といってもさすがに1回じゃ載らない。ので、二往復するか、トラックレンタルして1回で運ぶかだ。どうしたもんか悩んだ末二往復を選択。ドライブも兼ねると思えばいいか、と。いう事でヨメサンと昼前から二往復。全部運び終えた時はもう暗くなっていた。まあでもこれで安心。多分少し残せると思う。で、肉体的にはヘトヘトだけど、卒論の添削もするのよ。やっつけてもやっつけても後から後から送られてくるの。

持続時間

今年度最後の授業の木曜日。例によって早起きして7時に研究室に。1時間目はScience記事を読むやつで、3回前から読んでいた長い記事をギリギリ時間無いに読み終えた。セーフ。2コマ目はオンデマンドなので、ここで雑用したりウォーキングノルマ果たしちゃおうと思ってたのに、卒論生が来て作業し始めたのでかなわず。っていうか、万歩計がなぜかないのでどのみち歩いてもしゃーないから。で、3コマ目はここに3人卒論生が集まって、残りがZoomにいるという変則ハイブリッド。来週水曜日の締めきりに向けて、最後の追い込みで質問を受けたりして1時間半過ぎる。部屋にいる学生には、「君らもしんどいやろうけど、全部読まされるこっちも死にそうなのでがんばれ」みたいな奇妙な激励をする。終わって会議3つ。で、雑用を片づけているとあっというまに19時を回る。私って忙しい時はマジで緩む時なく動き続けるんだけど、さすがに12時間テンション高くやってるとへばるのでウチに帰ってくる。やっぱりウチにも万歩計はない。これ、無くしちゃったのかしら。。。ともあれ、今日で想像もしなかった今年度の授業はすべて終わり。何とか乗り切ったぜ。

最短距離は直線

とか何とかいってたら、卒論の提出方法が変わった。これまではタイトルを記入した提出フォームに指導教員がハンコを捺したものを添えて紙に印刷した原稿を事務に提出していたところ、今年は指導教員にコンピューターファイルをメールで送るだけで済むことになったのだな。これは素晴らしい。事務に提出したって、その原稿はすぐこっちに戻ってくるだけでどこかで中身をチェックするわけでないので、提出は純粋に儀式的だったからだな。そこがこのご時世なくなるのは素晴らしい。これに限らず今の勤務先はコロナ対応に関してはなかなか良くやっているように思われる。えらい。つう事で卒論生に連絡。しかしどうでもいいけど、ここまで全卒論生とのファイルのやり取りが110往復になった。これ、私、できるだけ早く送り返そうとしているのだけど、その行為自体が自分の首を絞めている面もあるわけよね。悪魔のささやきである。ということで、今日は午前中にまたリモート打ち合わせをして午後からは授業。水曜日の授業もこれで終わり。

偉大な発明

午前中、ミシマ社タブチさんとZoomで来週のオンラインイベントの打ち合わせ。午後は少人数授業で火曜日の最終回。つつがなく終わって、受講生に感想を一言ずつもらった。こんな状況でも平気で喋れるのはZoomのおかげ。そして夜はおシャカになった東京行きだが、オンラインで代替するのでその準備というかテスト。かなり複雑な事をするのでテストも入念。これもなあ、東京に行けさえすればやらなくて良い作業なのになあ。無能な政府のせいでさあ。っていうかこんな無能な政府をのさばらせている、善し悪しの評価と無関係に投票する有権者のせいでさあ。まあしかし、それでもこの状況で完全に中止にならないのはZoomのおかげ。で、テストが21時に終わるはずが、時間がかかってその後卒論生の相談に乗るはずがズルズルと22時まで延期になって、それから相談。この時期でもサクサクリアルタイムで相談できるのもこれみなZoomのおかげ。これがなかったらと思うとぞっとするよな。

トムちん

ヨメサンは年4回ある議会のたびに、内容をまとめた議会報告のニュースレターを作って町内の全戸に配布している。まあこれ作成が結構な手間なのだけど、せっかく作るのだから、いろいろ工夫していて、今回もちょっと面白いアイデアを思いついたので、それをやってみることに。こういうの好きな友達がいるので呼びつけて、Macの画面をプロジェクターで壁に写して、3人でここをこうしたら面白いんじゃね?とかやったわけ。ヨメサンがMacをいじって、私なんかプロジェクターを見て、ちょっとこの部分拡大してみてよ、とか言うとヨメサンがオペレートするわけだけど、、、、これって、、、、と思って両手を掲げて壁に向けてさっと左に振ってみたら、ちゃんとヨメサンが一番上のウィンドウを左によけるの!わーこれマイノリティ・レポートじゃん、と思ってしばらく遊んで楽しかった。で、午後遅くからは薪がつきてきたので、また50cm薪を10m切る作業。今日は風も吹いてなかったので、問題なく切れた。しかしこのペースで薪を消費していると、年内持たない。補給しないと。

お年玉

南の国から、"It is my pleasure to inform you that your manuscript is now accepted for publication in XXXXXXXX" なるメールが届いた。ひゃっほう。3年ぶりですよ主著書がアクセプトになったのは。いや、2017年以来だから足掛け4年か。ここのところ、研究ができていないって事だよな。いろいろ雑事が多すぎる。しかしこれなあ、去年のうちに出版になることを狙って7月に投稿したんだよね。おそらくたいした問題はないはずなので、うまく行けば10月くらいにアクセプトもらって、ギリギリ年末までに公表されるんじゃないか?と期待してたのよね。そしたら最初のメジャーリビジョンの判定が来たのが9月の末じゃん。やべえこれ無理では?と思いつつ、わずかな可能性にかけて言われるままに改訂してすぐ投稿。そしたらさらに判定がくるまでまた二カ月かかったわけよ。もうあかん。まあでもマイナーリビジョンなので、数日で直して投稿。まあ年内アクセプトでいいや、と思ってたわけね。クリスマスプレゼントが来ましたー、みたいな記事書くつもりもしてね。ところがどっこい、またここで1カ月かかったという。頼むから年度内に公表まで行き着いてね。内容についてはパブリッシュされた時にまた解説します。

発狂しそう

本来であればこの3連休はスキーのはずだ。しかし、今年は上の子が受験だし、ぶーちんはもう同輩といるほうが大事そうだし、そもそも緊急事態宣言だし、ということでここではとり合えず見送り。大量に雪ふってるらしいからもったいないけど、逆に行くと遭難しそうでもあるからまあええか。で、しゃーないから卒論の添削。今年は14人いるので、送られてくるファイルの量も大量。どう考えてもこの時期こちらが死ぬのは明らかだったので、早いうちから、執筆に取り掛かれるよう、一番苦労するところである「はじめに」における研究の位置づけについて、アウトラインを秋口に一度まとめるよう働きかけ、一応全員にやらせておいたのであるよ。ところが、いざ執筆時期になるとその時の成果を使わない人続出。なんやねんそれ!使った人はそこそこスムーズに進むのだけど、使わなかった人はまた1からやりなおさなきゃいけないわけよ。で、おそらくそういう人はアウトラインを作った時も自分でその中身をよく理解しておらず、適当にごまかしていたっぽくて、今回その話へんでは?といっても全然通じないの。根拠を伴った主張を積み重ねて行くのよ、っていくら言っても、引用文だけで書こうとするのよね。正解を当てるゲームじゃないから、って何度も何度も言うんだけど、これがわかってもらうまでに何回ファイルの往復をしなくちゃいけないのか。というわけで、今日は1日そういう事をしたというね。これ、この人数になったらこの時期スキーに行ってたら破綻するんじゃないか?と思うわ。再来年は17人になる予定なんだけど…