海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

サイコロ

先週の京都でお土産としてもらった「生態学の「大きな」話」を読んだ。私も免疫が失われてきたのか、面白く読めた。「水辺」のくだりとか。言葉の意味に徹底的に拘りながら論を進めて行くところとか。文体なんかも影響されそうで剣呑だ。「まことに」とかう…

さらばネズミ

一時期右ひじにピリピリした痛みが走ったことがあって、これは典型的なマウスによる腱鞘炎。職業病と言って良かろう。ということでマウスをワコムで置き換えてやろうと試みた。このペンタブレットってのは、確かに指先への負担は軽そうだけど、それからペン…

大きな数

結局、英文校閲は無料で再校正の運びと相成った。ぶーちんは、200まで数えられるようになった。正確に言うと、197、198、199、と言った後で、1000というので、200は数えられないのだけれど、それは誤差の範囲。で、高くもっと高くと言うのは人の避けえぬ心性…

一段落

今日は関係しているコースの卒研発表会。午前2時間、午後6時間を一人で司会するのは骨が折れる。それにしても卒研って何のためにあるんだろうね?と言う事を考えさせられた一年であった。ということで、終って同僚諸氏と飲みに行くわけだ。今のウチの学生に…

誰かさんみたい

複雑な事をするには時間がかかる。こんな当たり前の事がクモで見られるかどうかを知りたくて、網の非対称性が強くなると造網時間が長くなるかどうかをビデオを使って調べていたのが去年の前半だ。当たり前だけれども、このような現象が見られるとしたら、そ…

思うつぼ

できの悪かった英文校閲の二回目の直しが戻ってきて、さすがにほとんどの問題が解消されたので、これにて終了、請求書送れ、との連絡をする。で、苦言を添えておいたら、すぐさまに会社の方から謝りと事情を訊かせてとの電話がかかってきた。別の人にもう一…

昨日遊んだ埋め合わせ

試験採点。性選択を性転換と誤解する回答が多いのは例年通りだけれども、今年はヨウジウオのsex role reversalを問題にしてみたら、これまで以上に性転換と誤解する人が多かった。よっぽど性転換は学生の印象に残る話らしい。

ルーツ

Kナベさんの喜寿のお祝いの会で京都。私は一番の若輩であって、諸先輩方の中で縮こまっていた訳だけれども、ここのところ絶えて久しく耳にしていないようなタイプの話を聞いては懐かしさを覚えていた。ということで、私もこのスクールの一員なのだなあという…

今日のミミズ

オランダから持ち込まれたわけでも、電気でビリビリくるわけでもありません。

危機一髪

河北新報ニュース センター試験「集中できない!」 試験官、あめガサゴソ 尚絅学院大によると、30人が数学(2)を受験した教室で、教授と女性講師が監督。試験開始直後、教授が眠そうにしていたため、講師がマニュアルなどが入った紙袋からあめを取り出し…

秋の似非紳士

とある鉛筆書きの書類を、上からボールペンで清書する必要が生じた。粛々作業を終え、鉛筆の部分を消そうと机の周りを探しても探しても消しゴムが見つからない。これだけ探して見つからないのはどういうことだ?と、しばし熟考して、そもそも消しゴムを持っ…

お里が知れる(良い意味で)

土曜日の日本の高等教育を支える国家的事業で受けた精神的ダメージを回復すべく、今日はお休みにしてシャトレーゼリゾートへ。4歳になったぶーちんをスキースクールにポイーンと放り込んで、ボーゲンができるようになった上の子とヨメサン連れで滑ろうと言う…

実験結果

今シーズンも90cm立方の枠二つ分で落葉堆肥を作っている。で今回は戯れに、二つの枠で切り返し回数を変えてみた。どちらも12月4日に積み込んだのだけど、片方は既に3回行ったのに対し、もう片方はまだ一回だけと言う。で、今日は私とは縁もゆかりもなかった…

機転は得点の元、突飛は失点の元

幸いにして今日は仕事無し。昨日のリスニングの時間は、音をたてぬよう微動だにせず30分を過ごしたので、問題を聴くどころか読む事さえしなかった。ということで、ヨメサンと一緒にWebに掲載されている音声を聴きながら新聞に載ってた問題を解いてみた。どう…

避けるべき事

日本の高等教育を支える国家的事業の日。私も今年は4年ぶりに動員される。4年ぶりと言う事は、すなわち私も悪名高きリスニング試験なるものを初体験である。どきどき。で、大物はトリに来るのであって、午前中は公民と地歴。受験生は最初に受ける科目の時、…

外れ値

英文校閲に出していたギンメッキカーン論文が戻ってきた。以前に頼んだ時に素晴らしい仕事をしてくれた校閲者はもう仕事を止めちゃったと言う事で、新しい人が担当してくれたのだけど、そのクオリティーに少々難ありだった。締め切りは守らないわ、校正の途…

もう遅いけど

重要な締め切りがある時は、その締めきりの直前になって必ず何かトラブルが起きるのが大宇宙の法則なのです。だから、遅れてはいけないものは余裕を持って終わらせる。これ鉄則の事。などといくら言ってもせんない。無力感にとらわれつつ、少なくとも形式的…

雄弁は銀

組織と言うものは階層的にできているものであって、大学も一つの組織であるから階層毎に会議があったりする。で、ウチの最上位階層の会議が全学教授会だ。つまり教員が一同に会するのである。で、会議と言うのは一般に規模が大きくなるほどどうでもよいもの…

改造

どうも最近心ここにあらず状態が続いて困るよ。こういう時は仕事しないに限る。先週の一徳話に従い、今日はお出かけする予定だったのだけれども、ヨメサンがやる気がしないとの事で中止に。ということで、どこかを漂っている認知リソースをかき集めては、こ…

これも教養

遅ればせながら、ヨメサンがスカパでやってる「冬ソナ」に嵌まっていて「ユジンのつけてるペンダントがかわいいから欲しいけど、こんなのつけてたら、あらっ?真似してるわ、って思われるわー」とか言っている。こちらも本を読みつつ、チラチラ横目で見てい…

四角四面じゃ回らない

朝から起きて昨夜の続きに取り掛かる。13時頃には終わってメールで送信。間に合うのか心配になってくる。ルービック・キューブは結局借りてきてウチでもカチャカチャ。「この子は買ってきた直後に壊れてからまだ一度も完成されていない不憫な子」とのお言葉…

咳をしてもシラフ

上の子はもちつき大会かつヨメサンはもちつき委員ということで、午前中ぶーちんとお留守番して昼前に幼稚園に。おもちをいただく。つきたては美味し。帰ってきて上野原へ。北大のKさんが来られているのでアザラシDBの今後について相談する会。ついてみるとY…

ゲームのルール

今年度の講義終了。やっと終わった。今年はなんだか少し疲れた。上の子が幼稚園でケンカをしたらしい。神経衰弱の正しいルールについて言い争いになったらしい。こういうケンカができるようになったとは、ウチの子も随分知恵がついてきたものだ、と喜んでい…

逃げ水のごとし

完成間近だと思っていた論文、最後にグラフを書いていると、気になる事が出てきた。と言う事で、また新たにデータ起こしをする事にした。このネタは、いつまでたっても終わらない。今年度の畑ゼミが終了。冬野菜をできるだけ収穫して、ちょっと早いけれども…

こんなところで

「行動経済学 経済は「感情」で動いている」を読んだ。中身は、経済学と言うよりほとんど心理学であって、人の意思決定がこう行われている、と言うところを使って、マクロな話が出てくるのだと期待していたところは肩すかしをくらった。まあしかし、そういう…

変態オバサン現る

今日、隣の大学構内で遊んでいたヨメサンと子供たちであるが、上の子が便意を催したらしい。で、図書館のトイレに入った上の子だが、出てきて曰く「流し方がわからなかった」。確かに、流し方がすぐにはわからないトイレって時々あるものだ。そんなことを言…

粗忽初め

大ポカをやった。喩えて言えば、下請け仕事を元請けに発注してしまったような。指摘を受けて平謝りのメールを出したら「あたしもやったことがある。よくあるのよねー(意訳)」との慰めのお返事がすぐに。南の国の人の優しさに、心洗われる。ポカして良かっ…

もったいない警報発令中

Y田さんからSOS。アザラシDBが動かないらしい。向こうはDBに頼る卒論生がいるようでピンチ。しかしサーバーにはウチからは手が出せない。ということで2009年初出。設定ファイルに余計な文字が入っていたので、削除してあっという間に完了。折角来たので畑の…

大豆マン

午前中、正月読んで直していた原稿を完成させて、別途問題点をまとめたメールを書いて送付。昼から子供らを迎えに出かける。遊び疲れてドヨンとしている子供らを連れて最寄り駅に降りたら、Yっくん一家とバッタリ出くわしてびっくり。今から岐阜に帰るとか。…

野次馬根性

この間の帰省では、ヨメサンの実家には一泊だけという不義理をしたのだけど、今日はそのヨメサン家族がヨメサン姉宅に大集合と言う事でウチも参加。ダッチオーブンを持参して、豚バラの塩釜焼をやってみた。2kgの塩に4個分の卵白を混ぜ、塊肉の周りを包んで…