海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

自立計画のための資料その1

国土庁「平成11年度土地所有・利用の概況」によると、日本の行政面積から林野面積と湖沼面積を引いた値は12,024,228haらしい。これを人間にとっての利用可能面積と考え、日本の人口を一億二千万人とすると、一人当たりでは0.1ha=10aが使える事になる。もしこの面積の土地だけで生活するとして、何の用途にどのくらいの土地を振り向けるか?ということを授業で学生に計画されば面白いかもしれないと思いついた。そのためには生活に必要な様々なものを生産するのに必要な面積についての情報を与える必要がある。

ということで、まず米から。農林水産統計によると、平成17年の日本の米の10a当たり収量は532kg。一方、米一合は0.15kgだから、一年間米一合を食べ続けるのに必要な面積は、(0.15x365)/(532/10)=1.03aということになる。

一方、群馬県このページによると、1aあたりの野菜の平均収量はおよそ120kgだとのこと。野菜等健康食生活協議会によると一皿の野菜料理はだいたい0.07kgだそうである。ということで、一つの畑を年に二回利用するとすれば、野菜一皿を一年間食べ続けるのに必要な土地の量は、(0.07x365)(120x2)=0.106aになる。

今日はこのへんで。この続きはまたそのうち