海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

発掘

カーン論文の絡みで、30年前の社会性クモの敵対的行動についての論文を読んでいたら、同種他個体が網に侵入してきた時、前後方向よりも横方向からの時の方が、侵入者はより深くまで到達できていたという記述があった。どうも横からだと気付くのが遅れるらしい。これって、私が今調べてる別のテーマであるところの、「網の横方向に餌がかかった時には、クモはしばしばそれを見落とす」というのと類似の現象じゃないですか!私の方向性は間違ってないねえ、と思うと同時に、30年前の知識の再発見してるんじゃあ何やってるんだかわからんとも思うのであった。まあでも、この記述はその後埋もれてしまっているみたいだし、もう一度光を当ててやる事には意義があろう。