海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

復活への長い道

しばらく前からMacBook Airから音が出なくなっていた。プレゼン用でもあるこの機械、持ってかれるなら講義の無い今のうちと、修理に出したのが水曜日の事。ちょうどその日から嘔吐下痢になって、無くても困らない時に修理に出せたなんてなんて良いタイミング、と思ったわけだ。で、昨日映画から戻ってみると機械が帰ってきていたというわけ。

おほほこれで土日はウチで仕事できるわい。これを見越して研究室の機械の電源を入れたままで帰ってきたわけで、後はネット経由でファイルにアクセス、もしくは画面共有で直接操作して原稿の体裁を整えるべし、と勇躍機械の梱包を解いて見たら、、、HDが初期化されていた。。。。

むー、今回の故障はスピーカー周りの接触不良に違いなく、実際修理した箇所もスピーカーケーブルと書いてある。こんな純然たるハードウェアの故障でなんで初期化するかなあまったくAppleはよお。と、嘆いてもしょうがない。初期化するかもしれないと言われて承諾したのはこの私だ(でも承諾しないと修理してくれないんだから、私に文句言う権利はあるとも言える。割増価格を払うから初期化しないというオプションを儲けて欲しいもんだ)。それはともかく、こうなったとしても、今は良い時代。Time Machineのおかげでバックアップはバッチリ。後はここから復元するだけ。

と、Time Capsuleからの復元を試み始めたところで、バックアップファイルにアクセスできない!私はバックアップ先としてTime Capsule上にアカウント名のフォルダを作ってそこを指定していたのだけど、復元に使えるバックアップファイルは最上位ディレクトリに置かれているものだけらしい!!どうするんだ!!!

と言うところで終わったのが昨日の夜。今日は、締め切りを目前に控えているのに、復元まわりにかかずりあっていられないので、とりあえず大学に出かけ原稿を整える。昼過ぎにはほぼできあがったので、安心し、バックアップの事を考える。ファイルの位置が悪いのなら移動してやればよさそうだけど、うかつに移動して大切なバックアップファイルに問題が生じたら間抜けだ。と言う事で、ここはsparsebundle丸ごとコピーをして様子を見よう。で、どうせコピーをとるなら、MacBook Airからは無線でしかアクセスできないTime Capsule上ではなくて、USBで繋がる外付けHD上にすれば復元の時に時間がかからなくて済むぞ、オオこれは良いアイデア。という事で、携帯用HDを研究室から持って帰る。

で、コピーにかかれるかと言うとさにあらず。原稿の体裁を整えるのに、当該雑誌の最新号を参照しないとわからないところがあって、その雑誌がウチの隣の教育系単科大学の図書館にあるので、閲覧に出かけなきゃならなかったわけだ。最近の大学図書館はオープンだから私のような近隣住民でも何の問題もなくいれてもらえるので、大変ありがたい。私の出身大学では学生証でコントロールされていたものだがなあ。ともかく、体裁を整える最後のステップをどうやればいいかはわかった。あとは機械の復元さえできれば、ウチから作業できるわけで、再び大学に行く必要はなくなるのである。ということで、ヨメサンのMacBookからイーサでTime Capsuleに繋いでsparsebandleのコピーを始めたのが午後4時。予想に反して遅々としてコピーが進まず、結局作業を継続させたまま夜を迎え寝てしまう。