海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

情報過疎

午前中総会はパスしてゆっくり出かけ、ポスターを見て、お昼ご飯を近くのショッピングモールのレストランで食べに入ったらMぺさんがいてたりして、午後になって講演を聞いていたところに、それほど強くないゆっくりした長い揺れ。周りは特に動じるでもなく演者も普通に喋っているけど、こういう揺れは遠くの大きな地震じゃなかろうかと心配になってきたところで、主催者の方から詳しい情報の提供がある。もうこうなると話を平静に聞いていられないわけで、部屋の外へ。この会場は無線が飛んでいるので、もちょっと情報を仕入れて、一応ウチにも連絡しよう。電話は通じないだろうから、メールを一報と。そうしていると、近くで知り合い数人がワンセグでニュースを見ているので近づいて行くと、その一人から「家族は大丈夫ですか?」と尋ねられ、そう言われるとやっぱり心配になってくる。で、周りを見渡すとみな携帯を耳に当てている。そうかこれだけ人々が携帯に殺到するなら固定線は意外と使えるかも、と思って公衆電話に。それに東京方面はそれほど混んでないかも。で、4人分待って自分の番になると、2回かけただけであっさりつながり無事を確認。ホッとする。

しかしもう今さら人の話を聞く気にもならず、更に6時からは自分が主催者の一人であるところの自由集会があってその準備もしなくちゃと言う事で、演者も含め集まって打ち合わせ兼お喋り。本番は、地震にも関わらずお客さんに大勢集まってもらって、私の趣旨説明はグダグダだったけど、お二人の演者は熱のこもった講演で、もう一人の主催者であるところのH田さんのパネルディスカッションの司会も見事で、なかなかうまくいったんじゃないでしょうか。その後は2時まで打ち上げ。2時半頃ホテルに帰ってきてテレビで津波の映像を見て今さらながらがく然とし、結局4時まで見入ってしまう。こんなのを集会前に見なくてよかった。見てたらきっと何もする気がおきなかったろうけど、でもだからといって何かが改善されるわけでもなかろうし。