海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

深窓

今日は小学校の始業式。上の子にとっては転校の日だ。スムーズに新しい学校に馴染めますように。

こっちに来て初めての、しとしと雨。出勤時には降っておらずうっかり傘を持たずに出てきてしまった。でも何の気兼ねもなく濡れられる。

新しい勤め先が女子大である事は既に明らかにした。で、今日も昨日に引き続き立ち講義で、最初に「えーみなさんこんにちは」とやったらば、多くの受講生に「こんにちは」と唱和されて(実は昨日も体験しているのだけど)、いやもちろん東京でも長崎でも、挨拶を返してくる学生はいなかったわけじゃなかったけど、それはあくまで少数派。それがここでは半数以上の学生が声を出してくれる。ついたじろいでしまって、それがさらに小さな笑いを呼ぶと言う。何だろうこの別世界は。カーラ描くところの聖ミカエル学園はこんなのか?

引っ越しの前あたりから休み無くドタバタしていたけれど、前期に当たっている立ち講義を一応1回ずつこなして、やっと一息つく余裕が出てきた。で、ずっと積ん読状態だった某本を手に取り読み始めたのだが、その本のテーマとビッタリ一致するネタを扱った論文を読む仕事が舞い込んでくる。見張られてるみたい。