海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

アタック・オブ・ザ・キラー麦茶

ウチでは暑い時期ガラスのピッチャーに麦茶を入れて飲んでいる。当然いつも冷蔵庫で冷やしているわけだが、今朝、ヨメサンが冷蔵庫を開けた時、置き方が悪かったのか落ちてきたのだな。で、ヨメサンはそれを腕で止めようととっさに押さえつけにかかったのだが、それがまずかった。その時に既にピッチャーは割れていて、ガラスの破片で腕をサクッと。いや、これがかなりの深手で、5cmほども裂けた肌から肉と脂肪が見えて、それはちょうど茹でたソーセージの皮が破裂したような様子。ヨメサン通常から肉の内圧で肌がはち切れそうだったに違いない、、、なんて事を考えている場合では無い!!!大変!!ダラダラと流れる血に床に散乱するガラスの破片。とりあえず登校時間の近づく子供らを「お前ら学校行け」と追い出して、ヨメサンは患部を強く抑えて止血を試みる。私は包帯でも無いかと探すが見つからないうちに、ヨメサンが「腕が疲れたから替われ」と言い出す。ので、押さえてやるとヨメサンは「なんか気持ち悪くなってきた」とか言ってソファに倒れ込むので、私も引きずられていく。なかなか血は止らないし、ちょっとこれは病院で処置してもらわんといかんのちゃうかと思う時間は8時。救急病院はもう終わっている時間なので、再びヨメサンに止血をまかせて、近くのお医者さんを探して電話。妻がガラスで腕を深く切ってしまったのですけど今すぐ行って診てもらえますか?もちろんオッケーと言う事で、歩いて数分のところに車で連れていく。そうしているとヨメサンもショックから回復してきたので、とりあえず病院に託してウチに戻る。で、細かい破片で何度も指先を傷つけながら、割れたピッチャーの処理をして血痕を拭き、それでも気が高ぶって仕方ないのでウチ中を掃除して周り、食器を全部洗ったりしているうちに、ヨメサンが帰ってくる。5針縫ったそうで今は麻酔が効いてて痛くないとの事。ということで一応ホッとする。しかし、まだ出勤前の時間だったのは不幸中の幸いであることよ。日頃木偶の坊の私でもだいぶんと役に立った気がする。

どうでも良いがヨメサンは、病院で看護婦さんに処置してもらっている時に、「えーっと、脂肪の下の肉まで見えてますか?」と訊ねたのだとか。すると看護婦さん「血が固まってて下の方は良く見えないけど、そうでしょうね」と答えてから「良く冷静に観察してますね」だって。褒めてもらえて良かったね>ヨメサン。