海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

珍客

授業の合間を縫って実験をしなくてはならない。次に実験用にまとまった時間が取れるのは木曜日だけど、その準備がまた必要であって、朝から近くの山にギンメッキ取りに。ヨメサンにも手伝ってもらって無事に必要数を集め、手伝ってもらったのと引き換えに採集終了後にヨメサンが借りた本を返すというので図書館に連れていった。で、駐車場でヨメサンが戻るのを待つ間、外をブラブラしていると、フジバカマが数株植えてあって、「アサギマダラを呼んでいます。見つけた方は受付まで知らせてください」と書いてある。なるほどそれは風流な事だが、わずかこれだけのフジバカマでアサギマダラが立ち寄ってくれるものだろうかしらん、とフト見上げると、そこに飛んでるじゃないか!何たる偶然!ビックリ!!と思って、帰ってきたヨメサンと勇躍受付けに「あ、あ、アサギマダラが!」と報告に行くと「それ、なんですか?」だ。ううう、いつもの冷静なオレなら、受付にいる人が「アサギマダラ」なる単語を知るはずもない事を予想してしかるべきところ。わかっていたら「チョウがいましてね」とか言ったはずなのに、あまりの偶然に興奮しちゃって我を忘れたよ。

夕方、宇宙から電波を降らせる件で、東京からお客人。色々喋ったわけだけれども、電波関係の人は例によって動物行動学と人間理解との関係を誤解しているので、そこを一生懸命解きほぐす。これでこの件はポシャるかもなー。