海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

若い先生あたりも怪しい

某原稿の執筆要領が届いたので、ウチでチミチミ書く。内容的には一昨年東大で話したものなので問題はないのだけれど、一般向けしかも若年層も対象ということで語彙の選択とかの勝手が違い、三歩進んで二歩下がりm、一日あったのに原稿用紙二枚も書けなかったと言う。文豪かよ!と。締め切りはだいぶ先なのでまあ良いんだが。あんまり書けないから、お昼にヨメサンが「今日はぶーちんの授業参観よ」というのでフラフラ覗きに行ってみたら、七輪でお餅を焼く授業だった。生活科か?っていうか、そうかこういうのを今どきは学校で教えなきゃいけないんだなあと他人事みたいに思う私であるけれども、そういえば前任校で焼き芋を授業で作ったりして「今どきの学生はマッチも擦れないから」とか嘯いてたわけで。つまり当時の私の問題意識にはちゃんと対策が打たれていたわけだ。してみると、おんなじような事を考えた人が日本のいろんなところにいたって事である。で、私はすぐに帰ってきたわけだけど、残っていたヨメサン曰く「七輪を初めて見たっていうお母さんがいたのよ」だって。やっぱりそういう意味では学校で一回くらいこういう事をしておくのは良い事かもしれない。ウチの子にはきっと退屈だったろうけど。