海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

失言

昨日ぶーちんの担任の先生が家庭訪問に来られたとのこと。私は是非とも先生とお話ししたかったのだけれども、会議があったのでやむなく断念。ホントにもうこの会議と言うやつだけは。で、ヨメサンにそれとなくこちらの懸念を伝えてもらったのだけど、「GW明けからちゃんと実験しますから」とニコリ、だとか。うーむ伝わっていない。まあそれはともかく、ぶーちんはなんだか新しい先生で張り切っているらしく、良くやってますよ、とのこと。で、ウチはこんな家庭なので、お習い事とか塾とか福武書店とか何もやらせてないわけだが(合気道だけはヨメサンに押し切られて例外)、それを称して先生曰く「こどもちゃれんじやってないのによくできてますね」だって。いや、お褒めに預かって大変光栄なのですけれども、その、なんというか、いくら知的活動に重きを置いている最近の家庭がこぞって福武書店の走狗と化してるからといって、お勉強面で問題がないのは、本来学校で教わる事をちゃんとやってれば当然生じる結果である、という立場に先生ならば立つべきなんじゃないですかね?と思ったと言う。まあ、細かい事に気のつく口うるさい父親である事だが。

いや、こうしてネタにしているのだけれども、ぶーちんの大好きな良い先生なので、ニンジンの件も含めて、決して批判とかしているわけではないのであります。今回のも素朴な本音を口にされただけなんだろうという事で。

さて、オレは今日から6連休である。今研究しないでいつやるの!ということで、この間に原稿を一つ片づける、と某所でうっかり宣言してしまったわけだ。で、これは真面目に取り組まなきゃとかかったらば、だいぶんと目処が立つ。ホントにできるかも。大言壮語も役に立つわい。で、午後は木曜恒例ギンメッキ採り。ささやかな庭に張らしているメス達が大きくなってきたので、そろそろ出ているだろう大人のオスを採ってきてまぐあわせてやろうという。で、竹林に着いて、思い通りオスが出ている。ギンメッキのオスと言うのは大人になると自分で網は張らずにメスの網の端の方で見つかるようになるのだが、今日はふと気がついて、オスだけじゃなくメスも一緒に採ってみた。ついでに、単独で張ってるメスも手当たり次第に採ってみる。で、帰ってきて調べてみると、オスのいた網の持ち主のメスは全員亜成体だった。一方、単独で見つかったのはかなりの割合で成体になっていて、つまりオスは光源氏戦術を採ってるって事だな。しかし、このクモをずっと見ていて、こういうのに気がついたのは初めてなんだが、これってこの時期だけの現象なのかしらん。あと、もしオスがホントに光源氏戦術を採ってるとして、大人のメスでも配偶行動を済ませてないように見える個体が一部にいるというのと合わないんだよね。オスは大人でも見つければまぐわったりするって事かもしれない。だとしたら、その二つのやり方をどうやって切り替えるのか、って事は、ちょっとしたネタになるかもねー、と思ったと言う。