海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

同好の士

ポルトガルの旅費を科研費から出すのにクレジットカードの明細がいると言われて、Web明細を見てみたら身に覚えのないリボ払いがついてるじゃないか。むむ、とよく見ると、現地でのカードを使ったキャッシングがリボになってる様子。つうか聞いてないよ!と思って調べてみると、ちゃんと約款に書いてあるんだそうな。読まんがな。つうかカードのキャッシングは今回初めてやったので知らんかった。ともかく、金融資本主義の悪の極北であるところのリボ払いなんて絶対避けたい。で、そういえば誰か似たようなことを言ってて、一括払いにできるみたいなことを聞いた記憶がうっすらあるので、カード会社のサイトを隅まで見回したけど方法がわからないので、帰宅してから電話で問い合わせることにする。で、夕方いつもの京都駅ではなく河原町駅に向かう。ウチの子が小さい頃よく読んでた絵本「くものすおやぶんとりものちょう」の作者の秋山あゆ子さんの個展があると聞きつけたので、見に行くのだな。で、今日は在廊されてるということで、あわよくばオレの本とか謹呈しようという。で、行ってみたら、くものすおやぶんの絵は無かったけれど、いろんな虫がその形態的特徴は正しいままで人として描かれている作品がたくさん。で、これが細かいところまで書き込まれているものばかりで、見入ってしまうわけ。そんななか、あ、あの人が秋山さんかなという人がいて、でもその方は他のお客さんと喋っておられるので、話しかけるタイミングがなかなか見つけられずにずっと絵を眺めているオレ。で、やっと見つけた隙間に話しかけてみる。えー、実は大学でクモの研究してまして。で、本を謹呈しようとすると、じゃあお互いにサイン本の交換しましょうということになり、「ハエトリグモ」にサインもらちゃった。10年前にあんなに何度も読んだ絵本の作者さんと会って、クモの話で盛り上がれるなんて感激。つうことで、ウットリして帰ってきてヨメサンに自慢する。ついでに子供にも訴えるが、あんまり覚えてない、だって。まあそんなもんだ。

くものすおやぶん とりものちょう (こどものとも傑作集)

くものすおやぶん とりものちょう (こどものとも傑作集)