海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

人知を超える

後期の木曜日なので一時間目が英語で科学記事を読むやつ。何度も書いているように、今の所属でやってる授業で自分的に一番好きなやつだ。ところが、再来年以降、この授業の担当がなくなる可能性が浮上してきており、なんとかこれは死守せねばならんと思っているところであるよ。オレともあろうものがなんて前向きなんでしょうか。というわけで、授業が終わって色々雑用を片付け、もうデータ取れないことが確定したので庭に網張ってるクモを竹林に返すべくウチに帰るのだが、途中、そうだ天一でお昼でも、とか考えて、「こんな風に気軽に天一に行けるようになったのが、関西に帰ってきた最大のメリットの一つだよなあ」とかうっかり思う。いやしかしよく考えてみろ、もうお前はこっちに住んで7年目だぞ。なぜまだ関西に帰ってきたメリットとか考えてるのか。それってのは実は、未だに関西に帰ってきたことを悔やんでいるのか、もしくは東京時代によっぽどトラウマがあったかのどっちかだぞ、とか考えて、結構落ち込む。しかしそのあと腹一杯になって、竹林にも出かけたので、まあ機嫌はなおった。面倒くさいな>オレ。夜、2年かけて取り溜めたものの、目でデータ見てた限りにおいてはなんかパターンが見られるわけでもなく、徒労に終わったかと思っていたデータを、11月の学会のネタがどうにも見つからないので、「こんだけやったけど何もわかりませんでした〜てへへ」って発表せざるをえないと思って、容姿を書くべく解析ソフトに突っ込んでみたら、豈図らんやどうやらパターンがあるらしいという結果を得る。すげえ、諦めずにデータ取るもんだ。目で見たって言っても、2年にわたるデータだったので全貌をちゃんとつかめてなかったらしい。統計解析ありがたい。