海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

紙漉きの亭主

朝、洗面所が騒がしい。ヨメサンがキーキー言ってる。どうやら昨夜、上の子が箱ティッシュを蓋の空いている洗濯機の縁に置きっぱなしにして、それが人知れず洗濯槽の中に落ちて、そのまま洗濯機が回ったらしい。つうことで、見ると、すべての衣類が紙まみれ…これどうすんねんな。原因を作った上の子は、学校だからとしれっと出かけてしまうし、ヨメサンはもうプンプンしてるし、仕方がないので対処法をググってみた。するとポケットティッシュでしでかした時の方法が出てきて、曰く、まずはたっぷり水を張れ、とある。のでやってみると、オオ確かに衣類についた紙がはがれるじゃないか。ので、洗濯槽の中で一つ一つじゃぶじゃぶやってはぐっしょりしたまま風呂場に放り投げることを繰り返し、10分ほどですべて取り除くと、そこに残るのは白くどろっとした80リットルほどの水。そうかこれをもう一度漉けばだなあ、とか思うものの、さすがに道具が無いので、とりあえず手を突っ込んで底をさらってみると、まだ形のある紙がごそっと出てくる。あー、これは箱の部分だなあ。してみると、ティッシュ部はほぼ溶けてこの白くどろっとしたものになってるんだ。やっぱりこれを漉けば、、、じゃなくって、とりあえず有形なものをさらうだけさらって、私も仕事に行かなきゃならないのであとはヨメサンにたくす。ぐぐる様によると、次の手は、その水を流して再び洗濯物を突っ込み、酢を一カップほど入れて何回か洗濯を繰り返せ、ということらしいのでその旨託してお出かけ。夜帰ってきてみると、まあなんとかなったとのこと。ここで心配なのは洗濯機自体に与えるパルプの影響だが、ぐぐる様はあまり心配しなくても良いと言う。しかしそれってポケットティッシュの話でしょ。箱ティッシュレベルになるとパルプ量が違うんでね?と思って更にぐぐってみるものの、そのような事例は見つからず。よっぽどアホな事をしでかしたらしいことがわかった。