海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ネコさらい

昨日の雨が朝も残っていて実験できない。今年はギンナガがなかなかまぐわってくれなくて、いまだ観察数が1にとどまっているというね。むー。午後は同業者の一般向け講演会をお付き合いで聞きに行って、なんだかなーと思いつつヨメサンと帰っていると、とある家の脇からシャム猫が飛び出してきて、目がないヨメサンがかわいがるのだけど、なんかそのネコ、異様に人懐っこくて、?と思う我々である。ひょっとして迷い猫で困ってるの?なんせ私らが帰ろうと歩き始めるとついてくるのである。さあ困った。ウチに連れて帰りたくても、気難し屋のニャーちゃんのいる我が家は無理だ。そもそも、迷い猫じゃなくて、その家のネコでたまたま締め出されて困ってるだけかもしれんじゃないか。ということで、その家をピンポンしてみたけどお留守。うーん、どうしたもんか、とヨメサンが警察に電話して迷い猫の届け出がないか聞いてみたり。やっぱり届けありませんか。と、そしたらその家の隣の住人が帰って来るので、このネコ知ってますか?と聞くと、ああここの家のネコだよと言うので、じゃあ安心だ。帰ろうか、と歩き始めるとついて来る。あーたついてきちゃダメだよ、と言いながら、でもネコちゃんどんどんついてきて、こんなに離れちゃ帰れなくなるんじゃない?と心配になるので、またその家までネコちゃんと一緒に戻る。そしたら、お隣の人がまだ外にいて、いやーどうしたもんか困っちゃって、とか話しして、もう無理やり置いてくしかないよ、と言う結論に。そしてらネコちゃん路上でゴロンとくつろぎ始めるので、今がチャンス、と、ヨメサンと、オレはこっちの道に走るからヨメサンはあっちね、と言ってヨーイドン。キョトンとしたネコちゃんを置いてくるのに成功。まあ良かったようっかり連れて帰らなくて。あんまりかわいかったから、マジ危なかったよ。