海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

本分を忘れる

トークショー本番。流石にこれまでしたことがないタイプの話で、しかも映画話なんて専門ともかけ離れているネタで若干緊張する。こういう時は準備であるので、「アラクノフォビア」と「スパイダー・パニック!」を復習し、ブタとタコの知能についての論文をいくつか読む。てなことしているうちに夕方になり出発。途中アダプターを買いに心斎橋アップルストアに寄って時間通りに現地着。軽く機材のチェックしてそのまま舞台でぬまがささんとお話ししたり準備したりしながら開演を待つ。少しずつお客さんが入ってくるのを舞台で見ているのは変な感じ。で、スタート。交互に作品を紹介する構成で、先手のぬまがささん、いきなり「バーフバリ2」で飛ばしてくるので、こちらは「ベイブ 都会へ行く」で受け、ジョージミラー経由でぬまがささんが「マッドマックスFR」へ。オレ、流れのことだけ考えてて、ブタの賢さの話するの忘れちゃった!まあいいや。で、そのまま「ハッピーフィート」が出るので、氷山の上の話だし、と、こちらは「オルカ」で受ける。今度はシャチがアザラシを狩る時の集団行動について話せたので生物学者としての面目躍如だ。シャチ賢いよねえ、からタコへ。「メッセージ」を出して、これも広義のタコ映画、とやったところでもう前半終了。1時間半。あっという間やなあ。で、後半は、「シェイプ・オブ・ウォーター」で始まり、実はこれはネコ映画でもあって、みたいなジャブを入れてから、ぬまがささんが「パディントン2」と「レヴェナント 蘇りし者」の話を。クマか、じゃあこっちはダジャレでクモだ、と、満を持して「シャーロットの贈り物」「スパイダー・パニック!」の連打。クモの話するのをすっかり忘れてダコタ・ファニングで「トワイライト」はオオカミ映画、に繋げてしまった。途中、コウモリの話もするつもりだったんだけど、なんか今回映画の話ばっかりして生き物話を怠ったこと、あとから何人かに指摘されてしまいました。次は気をつけます。その後はオオカミの出る、映画じゃないけど「ゲーム・オブ・スローン」の話をぬまがささんがし、ドラゴンになるので、空飛ぶなら「殺人魚フライングキラー」だろ、って、原題ピラニアのくせにトビウオなんだぜ、と、BBCのトビウオ動画を見せたら大受けした。良かった。ついでにクモのグライディング映像も見せた。そして「鳥」「ジョーズ」「この世界の片隅に」をぬまがささんが見せて終了。フロアからは「WATARIDORI」の話が出た。終演後はサインしているぬまがささんを待ちながらお客さんと喋っていると、15年ぶりに会う友人がお客にいるじゃん!!15年も立つと顔が変わっててわからんじゃん!!!!!ビックリした。で、生産清算も終わって、他のお客さんであるところの別の友人2人とぬまがささんと4人で寿司屋で打ち上げ。文化を守りましょう、という話で盛り上がる。25時過ぎに終わって、またもやタクシーで帰ってくる。もう完全に赤字。経済的には割りに合わないんだけど、楽しいから全然良いの。また次回もありそうな雰囲気だし。