海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

帰りはこわい

今日はホームステイの中学生がホストファミリーと一日過ごす日である。つうことで前の日にどこに行きたい?と聞いてみたところ、ビーチだと言う。なるほど彼らが住んでるケンタッキー州は海のない州。島国の日本に来たら海に行きたいのは道理。どっか里山の風景とか見せたら良いのかなあとか話していた私とヨメサンはちいともわかってなかったわけね。ということで、せっかく海ならキレイなところに行きたい。須磨とかピチピチビーチとかじゃダメだ。やっぱり若狭湾丹後半島か?と思うわけだけど、ちょっと待て大雨の影響があるはずだ、と、調べてみると、やはり丹後半島はまだ通行止め箇所が多いようす。若狭湾方面も高速道路はもう通じているから行くには行けるけど、なんかやっと数日前に浜辺のゴミを除去して海開きにこぎ着けたけど、まだ道路には土砂が残ってたり豪雨の爪痕がある様子。うーんどうしたものか。代替案としては逆向いて白浜だけど、、、遠いよなあそこ。と、中学生にこういう条件だけどどっちがいい?と聞いてみたらば白浜だと言う。それならそっちに行くべきだよなあ。遠いから7時出発とかにしたいけど、いい?と聞くと良いと言う。というわけで、私は6時起きで一縷ののぞみを託してギンナガを見てみると、なんと昨日消えた個体が一部戻ってきている。ので、とりあえずオスを仕掛けて、観察数を1増やしたよ!で、7時。子供たちは起きてこない。まあこれは我が家の通常コースだが、いつもは皆をせかす私だけども、お客もいるわけだしおとなしくしていたらもうほんとに誰も出発しようとしないのね。結局出たのは8時だと言う。くー、片道三時間かかるよなこれ着いたら11時じゃん。オレ今日夕方6時から別の予定があるからどんなに遅くても3時に出発しなきゃならなくってお昼食べる時間とか考えたら現地4時間くらいだよな長くても。まあいいや、と走り出す。往路順調。なんか昔より更に高速が延びてるのね。二時間半で着いた。で、朝ご飯食べてなかったのでとりあえずブランチ食うべ、と、某氏にお勧めいただいた定食屋に。腹を満たしてビーチに。白浜来るの20年ぶりだなあ。若い時は良く来たもんだがなあ。と、三連休最終日でそこそこ人は出てたけど、昔の感じで恐れていたほどではない。人口減少なんだね。いやでも暮しやすくていいよ。前日思い立って出てきてもちゃんと泳げるんだからさ。ということで水に浸かる。冷てえ。で、私はここまで来たんだから岩礁帯で生き物見なきゃと、米国人中学生を誘うのだがにべ無く断られる。仕方ないのでウチの子二人とプチ探検。初めて見たヒザラガイとかヒラムシとかいて盛り上がる。ちょうど干潮だったみたい。二時間ほどいろいろ見て楽しかった。子供に「おーいウミウシ見たよー」とか声かけていると、近くにいた若者から彼らのとってる生き物の名前を尋ねられたのでいろいろ教える。生物学者役に立つ。で、14時。なんか中学生も海に飽きたみたいなので、そろそろ帰ろうかと動き始め、でもそれも愛想がないしと、とれとれ市場に寄ってみる。もう魚いっぱいいるから、中学生面白がるんじゃないか?と期待したのだけどそうでもなかった。こちらももういいオッサンで若い子の気持ちを推し量るのはなかなか難しい。で、15時過ぎに今度こそ本当に帰り始める。が、渋滞だ。多少の渋滞は予測していて3時間のところが4時間になることは覚悟していたけれども(最初から夜は遅刻もやむなしと思っていた)5時間かかるとは思わなかった。帰宅20時。で、ごめんなさいと夜の会に私一人で参加。22時過ぎまで飲む。ってか6時起きで往復8時間弱運転で白浜まで日帰りで泳いだ揚げ句に夜宴会って、どんだけやねんと参加者にあきれられる。