海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

職責

企業さんと共同研究している今年である。飼育して網を張らせるのだが、その目的で先月半ばにナガコガネグモとコガタコガネグモを採集して先方にお渡ししたのだが、また追加でナガコガネ4個体の発注があったのが今週初め。で、やっと金曜日になって採集に行く時間ができた、というわけだ。さてナガコガネというと夏のクモ。10月はもうシーズンオフギリギリなので、ちゃんと注文を満たせるかどうか心配しながら、ウチの近所の採集ポイントに。そしたらやっぱり数が少ない。先月なら10個体くらいいただろう場所でやっと1個体。もう一カ所も見るも一個体もいないので焦る私だが、とりあえず探索範囲を広げて行くと、近くの川の河原に引かれた田んぼ用水路でまた2個体見つける。そういえば今週初めに役場の前で一個体見た記憶があるので、これで多分4にはなるけど、そこまで行くのも面倒だから、と、もう少し粘ってみると、やっほう最後の一個体見つけた。ということで、満足して電車にのって京都駅で企業の人にブツを受け渡す。もうこれが最後ですから、と。夕方、駅前開発の件について、都計審の後の副町長の言動があまりにひどかったという話を聞いたので咎めるために役場に。話をした結果として、副町長が住民の利益不利益の観点をあまり持っておられないままに町の意思決定に関わっていることがわかったので、やっぱそれはだめでしょうと主張しておく。行政にいいかげんな未来予測に基づく意思決定をされて、未来予想が外れた時に困るのは誰ですか?と問うたところ、町、つまり行政だ、と答えられたのには驚愕した。違うよそれで本当に困るのは住民なんだよ。それくらいわかっておいておくれよ副町長なんだから。