海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

鬼子母神

私の住む島本町では、昨今大型マンションの建設が続いていて、人口の急増が予想されている。これは、前から反対している駅前開発とは違う事案であって、人口急増は確定した未来だ。それにより、大阪府下ワーストワンの待機児童率を誇る現状がさらに悪化することも確定だ。加えて、少しでも待機児童を減らそうと現在町では保育所定員の5割り増しまで子どもを受け入れて過密保育がひどいことになっている。さらに、一部には保育士1人があずかる子どもの数を増やして効率化、とかまでいう動きが行政や議会の一部にあるという、もう惨憺たる状況なのだな。一方、島本町ってのは、子育て関連の施策が手薄な町で、ウチが引っ越してきた2011年の段階でまだ学校設備の耐震化が行われていないという状態だった。その後、これまでに耐震化は徐々に進んできているのだけど、まだ終わってないというひどい状態。で、今年前半の地震を受けて慌てて行政が公立保育所の耐震化を急がなきゃといい出した。今使ってる施設の耐震化をどうするかというと、いくつかの代替設備を作って在籍している人を収容し、その間に建て替えようという。けどここで問題は代替設備として、作られるものはいずれも小さかったり、本来なら使えないような建物の転用だったりで、子どもたちをバラバラにされる家庭とか、非常勤の保育士さんの解雇とかを強いられることだ。で、保護者が怒ってもめ始めているというのが現状。つまり待機児童・過密保育解消と保育所耐震化どうすんねん、ということだ。で、今日はその件に関する重要な審議会が午後から開かれていたとのことで、オレなんか2時間授業やって今日は会議日だからかたずを呑んで見守ってた、というか傍聴しているヨメサンからの報告をまっていたわけ。で、結論としてはすごい会議になってたとのことで、ひょっとしたら、むちゃくちゃだった町の子育て環境がやっと正常化の方向に向かい始めるかもな、というのだったとか。へー。まあ詳しいことは知らんけどな。