海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

子に従う

最近科学論文に動画でアブストラクトをつけるという動きが拡がりつつある。ということで、私が編集長を務めるところの動物行動学会発行のジャーエソでは科研費をもらって、優れた論文にジャーナルのサービスとしてPR動画をつけて出版社のYouTubeチャンネルで公開しようという企画を立てたわけ。で、きっちり科研費は当たって、優れた論文の選定も終わり、あとは動画を作るだけという。本来なら、編集屋だった私であり、昔の杵柄見せてくれん、となるべきところであるけれども、さすがにもうそういうのは老害であって、私の役割はそういう企画を進める環境づくりをすることに留めて、実際の動画作成作業は若い人にチームを作ってもらって自由にやってもらおうということになった。オレ、技術はあっても、もうセンスとか古びてるだろうしね。つうことで、9月から10月にかけて若い人に声かけて京都と東京にチームができたので、今日は京都組と実際の作業の詳細と仕事の分担を決める打ち合わせ会議で百万遍大学に。私主催の会議ということで、うまく回せるか心配だったけれども、若い人たちがどんどんアイデア出してくれて、あっという間に詳細が固まり、こういうことしたいねー、と、こっちが思ってたよりもずっと水準の高いものができそうな感じ。ありがてえなあ。ってか、今の若者は優秀な人はほんと優秀だな。気持ち良いよ。