海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

大いなる連鎖

宗教系の大学だからか知らないが、年に何回か宗教絡みの行事で一日休講になることがある。こういうののせいで祝日授業させられてるような気もするのだが、まあそれは良いとして、こういう一日休講の日は、学生を外に連れ出すには最適なのであって、昼から20人弱の学生を連れて大阪市博にお出かけ。I田さんに博物館の意義を解説してもらって、その後収蔵庫を見せてもらうという。学生にすれば、滅多にできないことであって、めっちゃお得な見学会である。翻って私も学生の時に実習で犬山のリトルワールドの収蔵庫を見学させてもらったことがあって、とっても興奮したことを覚えている。結局、教育ってのは、自分がしてもらったことを下の世代に施してるんだなあって思ったりする。で、二時間ほどかけて見せてもらったとは、一般展示をの自由見学。せっかくなので、現行展示の問題点と改善点をまとめるという課題を出しておく。そのせいか、去年と比べて学生の見学態度が良かった。なんつうか、こういう鞭かエサかしらんが報酬でもって相手の行動を変えさせるってのは、あんまり自分的には好きな手法ではないけれども、効果的であることは認めざるを得ない。終わって、学生を帰らせて、私は裏でサーバー管理仕事。さらに研究室で近大ミカン呼ばれながら、W田さんも交えていろいろ教えてもらう。ハタネズミが今や大阪府絶滅危惧種になっていることを聞いてびっくりした。