海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

数と量

ひゃっほう今日で年内の授業は終わりだぜい。幸せである。あとは年明けに8コマを残すのみで、そのうち1つはまとめなので、半年を振り返ってダラダラ喋るだけでよく、もう1つは卒論提出で最終確認してハンコつくだけ、さらに1つは学生に書き物させるだけなので、実質私がやらなきゃならないのは5コマだけ。うれしー。で、今年最後の授業では、ミツバチがゼロを数として認識している、という英文記事を読んだ。何もないことと、それをゼロとして認識している、ということは違うのだ、ということを説明するのに苦労するかな、と思っていたけれども、一番わかってもらえなかったのは、ミツバチに4個のアイテムと2個のアイテムを見せて後者を選んだ時に報酬を与えて学習させる、という話で、4個のアイテムと2個のアイテムで視覚的刺激の量、つまりアイテムの総面積を同じにする、というところだった。これも、抽象的な数と量を独立にして考えることだから、何もないこととゼロの認識とが違う話と同じだと思うんだが、どうして片方はわかるのにもう片方はわかりにくいんだろうか。