海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

みーはー魂炸裂

一時期、忘年会日照りに陥ってすっかり世を拗ねていたものだが、今年は既に2回こなし、今日も忘年会である。といっても今回のはいつもと違う。あのミシマ社の忘年会に呼んでもらったのであるよ。今度本出す予定なので。あのミシマ社ですよ。東京にいたときから、その面白い出版内容と志の高さにずっとあこがれていて、偶然にも編集さんと知り合って自分の本を読んでもらったらじゃあこちらでもという話になって、で、今日は忘年会に呼んでもらったわけ。いやー、ミシマ社素敵ってずっと言い続けたら、こうなるんだなあ。ということで、少し前から盛り上がりまくっていて、1品持ちよりということなので、昨日の晩に薪ストーブで紅茶豚を煮て準備万端で今日を迎えたわけ。で、会は19時スタートなのだけど、少し前に着いて打ち合わせをする。東京オフィスともスカイプでつないでお話。これから春までガッツリ食われることになる。打ち合わせが終って少し時間があるので、近くの立ち飲み屋に出かけてウィスキーのお湯割りなど飲むうちに時間が来たので、またオフィスに戻る。とヨメサンも来ている。ありがたいことにヨメサンも呼んでもらえたのだな。で、前のオフィスで産まれたという子ガメを見せてもらうのだけど、どうもミナミイシガメのメスとイシガメのオスの交雑個体っぽい。上から見てると私には良くわからなかったのだけど、腹面にオレンジ色の斑点がたくさんあることをヨメサンに指摘されて、なるほどと思うわけ。いやしかし、そんなことあるのか。っていうか京都滋賀では二種は共存している筈なのだけど、遺伝子の浸透はないのだろうか。とかびっくりしているうちに忘年会開始。集まっている人は、本屋さんとか、こないだミシマ社フェアをやってた銭湯(!)の人とか(またこの人が京都からウチの近くの銭湯まで走ってくるらしい)詩人さんとか、もちろんミシマ社の社員さんも、みんな面白い人たちばかりで、さすがだなあ、とか思ってると、はてな創業者の近藤さんが現われて、すっごいビックリした。ビックリした。ビックリした。まわりから「急にテンションが上がって」とか言われたけどあの近藤さんですよ。しかもまったく予想してなかったし、そりゃあもうってなわけで、ガツガツ話に行く。で、今やられている「物件ファン」の話を伺ううちに、なぜかチェーンソーの刃はどこが良いのか、みたいな話になった。今思えば、折角の機会なのに、何どうでも良い話してるんだろうかオレ。まあいいや。ってか、最近、こんな風に新しく人と会えるのが、なんか楽しいのよね。人見知りだった筈なのに、人生も後半戦に来ていったいどうしちゃったのかね。というわけで、25時までいて、タクシーで帰ってきた。良い年末である。