海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

仕事納め

世は仕事納めであるが、私の勤め先は昨日からもう閉まっているのである。にも関わらず、この職場嫌いの私が勤め先に出ていくのは、今年の卒論生の動きがこれまで鈍かったので、追い込みのサポートをしなきゃいけないからだな。で、何時に来るのか良くわからないので、昨日の良いがまだ残る中、早くから大学に。15時ごろまで、「卒論というのはどこかから中身を持ってきて継ぎはぎするだけではなくて、それを組み合わせて、かつ自分の観察も加えて、問いに対して何らかの結論を自分で作り上げなきゃならないんだ」ということを何度も何度も力説する。「なんせあと20日ほど過ぎれば、そういうことを要求される機会はもう二度とあなたの人生には訪れないかもしれないんだから、ここでやっとかんでどうする」と、私なんか心の中で思うのだけど、まあなかなか伝わらない。終わって、京都駅でいくつか買い物してから帰るのだが、寄り道して夕方役場に。ヨメサンと駅前開発についての行政の直近のアクションについて、質問をぶつけに行く。他に3人の方も来られて、いろいろ聞くのだが、どうもやっぱこれやばい。というのは、こないだまで私は、この開発が進むのは、駅前に広がる田園風景という、これからの世の中で、他の町にないウチの町の最大のセールスポイントになる要素を失うことになるからまずいと思ってたわけ。ところが、この話を深く知るにつけ、これを進めるともう町がメチャクチャに壊れちゃうという恐れが強まってきたわけ。つまり、得点のチャンスを逸するのではなく、失点になる、、どころかゲームセットになるんじゃないかって事だ。しかし、どうもそのへんの危機感が薄いような気がする。というのが今日、行政と話して感じたことである。やばいなーこれ。まじやばい。ということで仕事も納まった後18時半まで居残ってしまい申し訳なかったのである。それにしても、オレも28日の最後にやってるのが行政との話し合いだってのもなあ、なんかこの一年を象徴するような話だなあ。