海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

日和見主義者

年度の後半になると大学教員というものはシラバスを書くものとされているのだが、何年か前から、そのシラバスを全件チェックして、必要な事項がすべて記入されているかチェックしろということになってしまったのである。シラバスなんてのは高等教育においてスズメの涙ほどの意味しかないと思っている当方にとっては、それが適切かどうかなんてスズメの涙の乾燥したものほどでしかないわけで、なんでそんなのを莫大な労力かけてチェックせなあかんのか1ミリも理解できない。あげくその作業をするのが教員だと来た。建前としては、内容的なことがあるので事務ではチェックできない、ということになるのだろうけど、言っとくけど、内容的なことだって分野が違えばチェックなんかできないんだぜ。少なくとも今のオレの所属でオレの講義のシラバスの内容チェックのできる人いないんだぜ。だから畢竟形式的なことしかチェックできないんだが、そんなんだったら教員の貴重な時間奪うんじゃなくて、バイトでも雇えばいいんだよ、とかいう思念が頭の中をグルグル渦巻くので、ちっともチェック作業が捗らない木曜日なのであった。しかし今日片づけないと明日はお休みもらうのでヤバイから、がんばってやったのね。エライのねオレ。いやエラクないのね。ホントにエラクなりたかったらこういうの拒絶しなきゃいけないのね。