海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

分け前

こんな仕事についているだけあって、生きものを見ているのが好きだ。っていうか、別に人に教えるのも研究するのもそれほど好きじゃない。生きものを見ているのが好きで、そういう暮らしをずっとしていたいので、その方便として研究したり人に教えたりしてるわけだな。まあだけど、こういう嗜好を持っている人は社会の少数派であるから、ボンヤリしていると、どんどんどんどん生きものを見ていられる条件が失われていくわけ。そりゃ困るのだよ。とっても困る。少数派だからといって、1つ1つを毎回多数派に譲っていては、すべての条件が失われる。せめて少数派にも取り分をよこすべきだ。ということで、最近は人に教えたり研究したりじゃないことにまで手を出している。まあ言うなれば自分のためだ。少数派にも取り分をよこせ、だ。で、今日の夕方はその活動の準備で7人で集まってブレインストーミングのような会。二時間ほど喋って、その中身を文章にしろとの命令が私に下される。えー、オレ今月中に後9北京。。。とか言ってると夜。昼間あんまり暑くって歩けなかったのでウォーキングノルマを晩ご飯後にこなすのであるが、ヨメサンがヒメボタルを見に行こうというので、ポイント巡りに出かける。ここも昔はヒメボタルがいっぱいいたそうなのだけど、多数派がいつでも自分たちの好きなようにするので、今やとっても数を減らしていて、それでも何とか二個体光ってるのを観察。幸せになる。