海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

カタコトカタコト

今日は朝から百万遍大学で英語の講演。個体群生態学会の交尾器シンポに呼ばれたのだな。この学会はお金があるようで、シンポに外国人も二人呼んでいて、それで講演が英語になるわけだ。で、最初にカダヤシの交尾器の変異と生態学的要因との関係のむちゃ面白い話を聞いて、こちらのハードルが上がるわけ。次は私。英語の講演ということで一応昨日もなんども練習してたんだけど、いざ舞台に立つと時々つっかえてしまった。これまでの英語講演の経験は最長15分だったところ今日は30分だったからなあ。準備も行き届かなかったわ。あと、これまでの経験はすべて外国の国際学会でのことで、自分の舞台に至るまでに何日も外国にいて頭が慣れてきたところでやってたわけで、それと今回のようにさっきまで普通に日本語で暮らしていたところでいきなり英語で喋れと言われても(いきなりじゃないけど)頭がうまく切り替わらないということがわかった。精進しなければならない。で、次がショウジョウバエの遺伝子発現に発生も絡めた話で、正直私にはきびかった。最後がT見さんのオサムシの話で、これは知ってる話なので無問題。で、とにかく終わって演者の皆さんでお昼食べながらお話。そのカダヤシの棲んでる環境が面白すぎた。そしてポスター。って個体群生態学会ってこんなに理論が統べる学会だったんだな。知らんかった。なんせ参加は初めてなので。で、午後もずっと講演聞いて、懇親会に突入。初めて参加する学会とはいえ流石にマクロ生物系だけあって知ってる人も多いので人見知りでも辛くなかった。ショウジョウバエの人とも将来の研究の可能性についてちょっと相談ができた。花開けば良いけど。ということで20時にはねて、すぐに帰ってきた。はせしょに寄ったので帰宅は22時前。お疲れ様。