海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

後回しして忘れる

つうわけで今日は「マスター・アンド・コマンダー」を使って、新種を探して探検して記載する博物学者の営みについて話した。いや、オレ自身にはそういう趣味はまったくないんだけどさ、やっぱこれに出てくる人がガラパゴス諸島に上陸してって話になったら、生物学者としては色々語らない訳には行かないじゃん。しかし、こんなある意味マニアックな話でも、映画のシーンを前振りに使ったら、ちゃんと学生は聞いてくれるもんなんだよな。要は語り方だよな、ということを齢50を超えて痛感するわ。すごい勉強になる。で、よく考えたら今年は科研費の申請をしなきゃいけないんだ。締め切りは10日後。やばい。またやばい状況になっている。ので、書こうと思って書式を引っ張り出してきたら、東の方からメール。査読の締め切りが二日過ぎてますよ、だって!!!グエエついにやってもうた。研究始めて20年、ついに査読の締め切りを破ってしまった。ので、慌てて読む。なんとか夕方にはレポートを完成して、ごめんとともに送りつけ梅田に。古巣時代の学生が仕事で大阪に来るので飲みに行くのである。色々仕事の話を聞く。もう彼もアラフォー目前か。