海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

作家みたい

ぶーちんの朝ご飯と昼ご飯を作って家事をしたりしているうちにヨメサンと上の子が帰ってくる。ので、それから新年を迎える準備、というか町を歩いていろいろ挨拶をする。2時間弱歩いて7件だから、まあヨメサンも町の有名人だ。で、大晦日というと、明日から三日間お休みする最寄りスーパーの投げ売り祭りだ。今年はなんだか渋ちんだったけれども、良いタイミングで店に入ったもので、すき焼き用肉とエビを半額で購入することに遭遇。まあこれでよかろうです。

というかなんというか、今年は去年に引き続いて自分の論文を一本も出せずちょっとやばい感じが漂い始めてはいるものの、ともかくもずっと前からのあこがれであったミシマ社から本を出せたことが本当にうれしい。最初はミシマ社さんは編集として関わるだけで出版は別のところからという話だったのが、途中で本体から出そうということになってからは、もう毎日が夢みたいで、舞い上がり続けた一年だったのですよ。今でも舞い上がっている。論文なんか出せなくったって何の悔いもないわ。そのうえ、新聞とか週刊誌とかに書評してもらったり記事書いてもらったり。そういえば日記に書き忘れてたけど、先週の月曜日には赤旗に本と絡めた私の記事まで載って、もうなんだかクロスオーバーっぷりがわけわかんなくなってる状態。それからラジオに取りあげられたりテレビに出たり、ジュンク堂八重洲ブックセンターでフェアを開催してもらって、担当の人にお話しもさせてもらったり、こんなに注目してもらっていいのかしら?という。とにもかくにも人生でこれほどテンションの高いことはなかった、という今年もそろそろ終わり。皆様良いお年を。

 

クモのイト

クモのイト

  • 作者:中田兼介
  • 出版社/メーカー: ミシマ社
  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)