海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

非言語コミュニケーション

前期最後の音声吹き込みを行う。あー、これ面倒だったよなー。月曜の時点で掲示板に書き込みのあった質問をHTMLソースから抽出して(これをテキストファイルでダウンロードできる機能がLMSについていればどれだけ楽だったか)、内容的に似たものを整理してスライドショーにまとめて、1つ1つ回答を吹き込んでいく。スライドショーができたらそれを動画化して、さらに圧縮。個人用サーバーにアップしてLMSからリンクを張る。ここまでやるのに一回あたり2時間は必要。これでも慣れてきてマシになった方だ。で、これってメインの講義ファイルじゃないわけよ。メインの講義ファイルは一回分を作るのに10時間以上かけてたんじゃないかな。ということで、この14回の講義を全部行うのにおそらく一ヶ月以上の労働時間を費やしたんだろうと思うよ。ああ大変だった。これは来年以降一定使い回しをすることで回収しないとやってられん。と、午後は少人数授業のZoomのやつ。今日で終りだけど、今期はネットだけでできることということでクラスター分析とか主成分分析までやってもらったりした。これってビジュアルにわかりやすいからいいかなと思って。で、HADの存在がありがたかったね。いくらクラスター分析が見た目派手だからってRでやらせるのは敷居が高いものね。HADならエクセルの基本操作ができれば扱えるからね。で、この授業では最後に全体の感想を言ってもらったのだけど、ブレイクアウトルームで受講生同志で話ができるのが良かったといっている人がいて、他の授業ではこんなに会話できなかったというのである。こちらは別に会話が弾むような仕掛けはしてないので、なんでかなあ?と思って根掘り葉掘り聞いてみると、他の講義ではZoom使ってても顔出しはしないものが多いらしく、そうなると誰もしゃべらなくなるんだそうな。ははーんなるほどな。私は少人数Zoom授業はみんなに顔出してね、って言ってるんだけど、それ正しいんだな、ということがわかった。まあ今年はいろいろ学ぶことが多いですよ。