海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ファミリー

ミシマ社のサマースクールを見てくれた森田さんが三島さん一家と一緒に虫取りに行きましょうと言ってくれたので、ヨメサン連れて法然院に。着くと住職が出てこられたので、初めましてとご挨拶。大学院時代の友人がここでカエルの研究してまして、というと、今もFacebookで友達ですよ、と。そりゃそうだわな。で、台風で倒れた丸太が盛大に積み上がっているところで虫取り開始。なんだかババヤスデを見つけて大盛り上がりの一行。渋いなオイ。で、腐った材の中に巣食ったハリアリ掘り出したりキボシカミキリとったり。まあしかしここは腐食物ばかりで外連味にかけるな、とか思ってるうちもう一ヶ所に連れて行ってもらうと、こちらはもっとウェットで、ここの落ち葉を堆肥にしてどけて植物を植えて、みたいな話になるので、えへへオイラ落ち葉堆肥づくりの経験があって、みたいな話で盛り上がる。と、ハンミョウいるじゃん!で、捕まえて披露。これは盛り上がるねー。で、ここでも色々見る。ヒグラシ食ってるジョロウグモとかトゲグモとかいたけどあまり受けなかった。シリアゲアリが竹に穴掘ってクズを捨ててて面白かったけど、これは1人で堪能した。で、暑くて汗だくになって2時間ほど活動し、一乗寺に車で移動してみんなでお昼ご飯。車中、昔森田さんのご近所さんだったことが判明。世間は狭いなあ。でお店では色々お話。森田さんが校庭ジャングル化計画の話をされるので、私も、と、最近ウチで盛り上がってる、空き家ができたら潰して水張る湿地化計画について話す。なんか色んなくびきとか考えずに自由に喋れる感覚って久しぶりだった。三島さんからは、また冬にもスクールやってと言われる。もうなんでもします。三島さんの言うことは全部聞きます状態の私。で食べ終わって外に出ると田んぼがあって、見ると坪枯れが出てる。トビイロウンカだ。これ今西日本で猛威を振るっていて、ウチの周りにもそれで枯れてる田んぼが続発している。やべえなあと思っているのだが、ここにも出てるのか、と、色々解説する。ウチの田んぼは農薬使ってなくてトンボもクモもカエルもカマキリもいっぱいいるので、その抑制効果が頼みの綱、みたいな話も。で、また虫取りしましょうとか落ち葉堆肥作るときは馳せ参じますとか言いながら、バスに乗って帰ってきて、一服してから田んぼに水入れに行くと、地主さんが「ウンカ出てるよ」と言うじゃないか。そういえば一ヶ所茶色くなってるところがあるじゃん。「キンチョールとかまいときなさい」とか言われる。ガーン、ウチの捕食者たち、負けたのか。ということで、帰ってヨメサンに報告。対策って言ってもキンチョール撒いて捕食者も殺したら台無し。ムーと調べていると、カメムシウンカヨコバイ用のキンチョールがあるらしいので、まだしもそれならダメージも小さめだろう、と、それを買いに行くともう日が暮れるので、対策は明日。