海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

落ち葉堆肥マスター

9月に森田さんと虫取りした時に、今度落ち葉堆肥作るという話を聞いて、私も昔とった杵柄なので手伝いますよ、といってたわけ。で、今月末に落ち葉を積むワークショップをするのでその前に木枠を作るということで今日は朝からチェーンソー持って助っ人に。私の時はホームセンターでコンパネ買ってきて組むだけだったけど、今回は倒れたヒノキを細い板状に製材した物がたくさんあるのでそれを材料にして作るということで、朝9時に法然院にT渕さんとK文社K田さんと4人で集まって、材を眺めて、どうしましょうかねえ、という話になる。で、この細い板を縦横に組み合わせて面を三枚作って、あとは何か柱みたいなものを立てて紐でくくりましょうか、というころになる。で、細い板は結構長いので、1m弱くらいの長さに揃えるわけ。で、最初は鋸を人力でひいていたのだけど、これは日が暮れそうなので、満を持してチェーンソーを出したところ、これは楽であるという満場一致の意見を得てサクサク切って、後は組んで釘留め。と、おおよそできたのだけど、一部釘が短くてちゃんと止まってないところがあるのだけど釘がつきたのが10時半。今から補充に行かなきゃね、というところで午後から授業等がある私は、どうせ待ってても再開後にあまり作業できなさそうなので、ここで引けて大学に。チェーンソー輸送のため車で来ていて、秋の京都を東大路なんかすることになるわけで、常識的にはおそろしいことになるだろうと思っていたけど豈図らんやスイスイ走るの。1ヶ所も混んでなかった。すげえなgotoとか言ってるけどやっぱ昔通りには行かないんだな。で、大学ついて授業が始まるまでの間、ジャーエソ周りの事務仕事に没頭していると、森田さんから、枠できました!って写真が送られてきた。結構かっこいい枠ができ上がっていた。後は強度だな。

 

ところで「クモのイト」の電子版がダウンロード可能になりました。紙の本にこだわっていたミシマ社が少し前に方針転換して電子書籍を出すようになって、私のところにも順番が回ってきたというわけ。で、実は、この間内容に大きな事実誤認があることが発覚していたので、この機会にそこを修正してもらってのリリース。で、どこに誤りがあったかというと、宇宙に行ったクモたちの話で、宇宙に行った後無事に地球に帰ってきたクモは2012年のハエトリグモが初めて、と書いていたのだけど、そこが間違いで、実はその前の2011年のミッションで飛んだジョロウグモのうち1個体が既に帰還に成功していたらしいのだな。いやー、ひょんなことからそのことを知ってしまい、あせっていろいろ調べてみたところちゃんとそのことについて記述している信頼できるウェブサイトを発見。うわー、オレ執筆時にこれ見逃してたのか。いやでもどこか別のところでこの時のクモは帰還途中で死んだって書いてあったように記憶しているけどでもそのサイトは今やもう見つからない。あれは幻だったのか…うわー、経過はなんであれ間違いを書いたことには違いがないじゃん。と、しばらく落ち込んで、そうだ電子書籍がでるのだからそこでは直してもらおう、と編集のホシノさんに連絡したというわけ。あー恥ずかしい。ということで、紙の本も次の刷の時には直るはずですが、もう買ってしまっている皆さんには伏しておわびを。

クモのイト

クモのイト