海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

モデルデビュー

昨日のインタビューの続きで写真撮影。朝一コマZoom授業が終ったところで最寄り駅にお迎えに。勝Pさんとカメラマンさんと高校の同級生であるところの写真部デスクという3人体制で来られるのである。ごうかー。っていうか、高校の同級生は仕事半分だな。けどちゃんと撮影の時はレフ板持ってくれたり。職業人としては現場の人であることが伺われる。で、どういう絵をとるかというと、クモとオレ、みたいなイメージらしいのだけど、この時期である。夏ならコガネグモ系でなんとかできるし秋ならジョロウグモがいるわけだけど、この時期だと見栄えの良いサイズのクモは円網性だとどうなんかなあ、という。いや、この点についてはあらかじめ言っておいたのだけど、実際に自宅近くの神社に行ってそこにいるクモを見てみると、やっぱり厳しいかもね、という。アシダカグモくらいどうよ手の平の上に載せて、と勝Pさんはいうけど、そんなんじっとしてくれるわけないっすよー。それとも麻酔とかします?とかいっていて、しゃーない何か人形のクモとかで撮るか?という話になりかけたところで、比較的動きを少なくするには糸でぶら下げる方法があるのですがどうでしょう?と提案。そこにいたオニグモの何かの子をぶら下げて顔の前に掲げてみると、おおこれならいけるじゃん、ということで撮影開始。もうパシャパシャ来るよ。顔の前に近づけて、とか、クモの脚をもっと開かせて、とか、御要望にお応えしていると、参拝の客がなにしてるの?見たいな顔で近づいてくるのでモデルやりつつ説明。御近所の人かしら恥ずかしいわ。ひとしきり撮って、ポートレイトもおさえておこうか、ということで、境内で腕組んで体を斜めに開いた写真とか撮ってもらう。売り出し中の経営コンサルタントか!>オレ。そのあと、シロカネグモの子を使ってもう一度吊るしたクモとオレ写真を撮って、まあこれでなんとかなるでしょうということで御一行を駅まで送る。およそ一時間。初めての経験だったので楽しかった。