海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

お呼びでない

今日から生態学会。しかし、いろんなスケジュール上から、まともに講演を聞くことができるのは今日だけである。13000円も参加費払ってこれか、というのはちょっとアレなんだが、まあ余りがちな個人研究費を使うんだし、まあいいか。ってかそれなら参加しない手もあったんだが、お役目で必要になる可能性があったからなあ。しかもあげくそんな貴重な一日にも関わらずポスター賞の審査をしなくちゃいけないわ代議員会にでて委員会の報告をしなきゃいけないわで、オレの研究生活を奪わないでもうこれ以上って感じ。とはいえしゃーない。今日はかなりドタバタすることが予想されていて、かつ学会に参加しながら裏で作業したり、口頭講演聞きながらポスター読んだりする必要があると思われたので、家から参加するのではなく、マルチモニター環境の研究室で参加する方がいいやと考えて7時着。早速ポスターを読む。まあ審査員だしなあ、と積極的に質問なども書きこみながらドンドン担当のポスターを読む。やっぱ朝一がはかどるわーと思っていると9時。急にシステムが重たくなってくる。ので、一応担当分を全部読んだので口頭発表に移行。そんなことしていると、外の仕事の依頼メールが入ってくる。と思うと、もう1つ。さらに1つ、で今日一日で3つだ。それぞれ発表を聞きながらお返事したり追い討ちでかかってくる電話に対応したりしているうちにあっという間に午前中が過ぎ、オンライン学会で休憩時間は外を歩き回るとかしないと精神衛生に悪いので、少しお散歩して審査結果をまとめて送信。午後の口頭発表を聞きながら、さらにメール対応を行ううちに夕方。代議員会に出席するのだけど、この巨大学会の運営がどうなってるのかをまったく知らないもので、いきなり放り込まれて戸惑うばかりの私。とりあえずH田さんに言われたように話したのだけど、どうもそれが間違っていたらしくM下さんに注意される。正直、知らんがな、と思った。いや知らんかったのだけど、この学会の運営形態って、まるで会社みたいなのね。田舎モンのオレは学会ってのはコミュニティである、と信じて疑ってなかったのでかなり衝撃を受けた。こういう形態の組織を大学の人がちゃんと回していけるのだろうか。少なくともオレには自信がないぞ。