海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

狙い打たれ

松原さんの「カラス学者の回想録 京都・京大・百万遍」を読んだ。20世紀末から21世紀初頭の、京大北部構内に棲む学生の生態についての追想録。私もちょうどその頃そこにいて、松原さんとはあまり接点はなかったけど同じ空気を共有していたものとして、まあ本屋に置いてあったらつい買っちゃうわね。中身は意外とあっさり。っていうか、ふぁんてん閉店してたのか。ミックが閉まったのは知ってたけど、いやでも、こないだ何かでオレふぁんてん行かなかったっけ?あれひょっとしてずいぶん昔の話なの?って思った。あと、こういうネタの本であれば白水は絶対でてる、って予想してたのだけど、一ミリも触れられてなかったのはちょっとビックリ。同じ空気を共有してても、やっぱ暮し方って違うんやなあ、って。まあしかし、どうでもいいけど、これはニッチな本であるなあ。