海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

引率

昼から学生を連れてスマスイに。この学生たちは卒論を書くことが決まっている三回生だ。とはいえほとんど生き物と触れ合うことなく生きてきた人たちなので、とりあえずは生き物と接する文化を醸成してもらいたくこういう活動に至るのである。で、6月のスマスイというとアカミミガメパスポートであるので、以前に「カメとったら入場料ただになりますぜ」と煽ってみたらやる気を出してくれたので、私としては、しめしめ良い感じに盛り上がってきたぜと思っていたらば、じゃあどこで取るかということになりカメのいる池探しに行こうという段階で急に失速。行って見た先でいるにはいるけど取ろうと思うといくつか乗り越えなければならない課題があり、それでやる気を無くしてしまったらしい。私としては、そういうのを解決していくところに教育的効果があると思っているわけで、すぐに「もうお金払ってはいるのでいいや」という結論に達してしまう現実に、とても残念な気持ちよ。ともかくそういうわけで、13時に須磨海浜公園駅に集合。考えてみると、スマスイに電車で行ったのは初めてだと思う。で、入館して、取りあえず近くにいるから興味持つことがあったら質問してよね、といって学生のそばをついて歩く。そうすると、さっさと先に進む人もいれば、一つの水槽からなかなか次に行かない人もいて、まあ個性がでるわけ。で、私的には動きのゆっくりした人の方が好もしいので、そこでいろいろ話ながら歩く。そういえば亀楽園にはアカミミがあまりいなかったけど、パスポート期間の始め頃だからそれほどアカミミが集まってなかったのか、それともこのイベントも回を重ねて集亀効果が減ってきているのか。つうことで三時間半ほど見て回って、最後まで残った学生とお茶をしてから帰宅。