海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

手の平返し

今日は成功した!やっと成功した!!一気に必要サンプル数の20%をゲット!!!よーし終わりが見えてきたぞー。ホクホクと大学に出かけて少人数講義。今日は卒論生に論文の何たるかを講釈する。彼女らは、何か良くわからない問題について精いっぱいの努力で自分なりの答えを出して主張する、ということについてほとんど理解がなく、学校ですることはどこかにある正解を探し出してきて提示することだと信じて疑っていないので、とにかくそうじゃないんだよ、ということを述べる。で、論文の形式というのは、その行為がきちんとなされるよう構造化されているのであって、結果では事実のみを述べ、解釈は考察でするように場所を分離するのであると、と訴える。しかし考えてみれば、世界には正解しか存在していないと思っている人には、事実と解釈の区別がつくはずもないじゃないか。ので、ピンと来て、「えー、ここに北川景子綾瀬はるかがいるでしょ。私が綾瀬はるかの方に近づいていったのを君たちが見れば、ああ、先生はほんわかした雰囲気の女性が好きなんだな、って思うよな。このとき、私が綾瀬はるかの方に近づいたのが、事実で、ほんわかした雰囲気の女性が好きだってのが解釈。で、解釈は常に間違ってる可能性があって、私は単にとがった顎が好きなだけかもしれない。だけど、綾瀬はるかに近づいていったという事実は間違ってないじゃん。この2つを分離することが大事なの」って説明したわけ。わかってもらったような気がする。綾瀬はるか偉大なり。

知性化でGO

5連敗である。火水木と授業があるので、つまり金曜から月曜までは、気兼ねなく実験ができるわけで、まあいうたら稼ぎ時のはず。それが4日間で13時間投入して成果0なんだからもうどうにもならん。仕方がないので、午後からクモの補充に行くのだけれども、濃厚に漂う交尾シーズン終わりの雰囲気。何とかそれなりの数脱皮直前の個体を見つけたけれども、どうにも勢いがない。4ヵ所回ってそそのうち2個所なんか成体のギンメッキの数さえ少ない。ひょっとして今年は季節が早めですか?つうことで多分今日とれたのが最後だろう。ちゃんとサンプル数が目標まで行くのだろうか…それはともかくウチのニャーちゃんだ。彼女には芸を仕込んでいる。おやつを食べるときに、こちらが手の中に隠し持つと、その手を前足でトントンと2回叩くという芸だ。それをすると手のひらを開いてやって、おやつをあげるという仕組み。典型的なオペラント学習であるな。ところがだ、今日晩ご飯のおかずはイサキの煮付けだったわけだが、みんなで食べていると、ニャーちゃんが食卓の上に上ってぶーちんの横にちょこんと座ったかと思うと、トントンとぶーちんの腕をたたくじゃないか!!そうかあイサキ食べたいよねえ、、、って!なに?!ネコって一般化学習ができるってこと@@すげーびっくりしたのだけど、これってネコ屋さんの間では常識なのでしょうか?

桐島

もうダメだ昨日から勝率5割の勝負に負け続けて4連敗。つうことで、実験のやる気をなくす。まだ使えるクモは手元にあるけど、もうやらない。ほとぼりさますねん。補充のクモも取りにいかへんねん。やってられるかい!どうでもいいけど、昨日の夜、楽器屋に行ったのだ。ぶーちんがピアノを弾きたいなどと言い出したのである。町のピアノ教師のせがれであったところの私としては、こういうことを言われては反応せざるを得ない。といっても、大学教師風情の薄給でピアノなど買えようはずもないわけで、まあキーボードあたりでお茶を濁すかなあと思っていたわけ。しかし、今どきは電子ピアノってすごい発達してるのね。店員さんに薦められたのを叩いてみると確かにこれは数万円のキーボードとはものが違う。そして、本物のピアノほど高くない。これなら薄給でも非現実的とまではいえない。ただ問題は、ぶーちんが今年中三だということ。受験じゃん。本物ほどではないとはいえ、下手なパソコンよりも高価な品である。買って使われない事態だけは避けたい。かといって元を取るくらい使われるのも受験生の親としてはやはり困る。つうことでスタックである。どうするべえかなあ。

アームチェア・ディテクティブ

18世紀にスペインでクモの糸で服飾品を作れるかどうか検討した人がいて、クモを固定して糸を糸巻きにとる手法を開発したりもしていた。で、その人が当時、自分の研究について書いたパンフレットを作っていた事を知る。わー、読みたいじゃんね。調べてみると、そのパンフレットは一部だけを除いてすべて失われていたのだけど、その一部を19世紀になってから復刊した人がいるのであるよ。で、アマゾンはすごくって、その復刊本も扱ってるらしい。うわー、それ買うべきやろうかめっちゃ読みたいねんけど、、、とアマゾンのサイトに行ったらば、無料でダウンロードできてkindleアプリで読めてしまった…すごい時代だ。そういえば、やっぱり18世紀の女王陛下の哲学紀要にクモ糸で作った手袋の記事が載っていて、読みてーと思ったらちゃんとPDFがダウンロードできた。すごい時代だと思うよ。翻って本邦のダメダメさよ。

夜の燕

最寄り駅付近では鉄道は高架になっていて、改札の前は線路の下の空間が広場になっている。で、そこには長谷川書店があるので、私にとって大変馴染みの深い場所だ。で、この時期天井近くにはツバメが巣を作っている。で、今日の夜、ヨメサンと長谷川書店に行って、さあ帰ろうと改札前の広場に出ると、ツバメが飛んでいるのだけど、飛び方が普通と違う。ツバメというと尖った羽をすっと伸ばして高速に飛んでいくのが常だと思っていたが、今日はなんだかひたすら羽ばたいてほとんどホバリングだ。エサでも食うためにそうしてるのかと思って眺めていると、気がついた!なぜ彼らがそういう飛びかたしてるかっていうと、広場の外には出て行かないからだ。照明されている領域だけ飛んで、暗くなった外では飛ばない。畢竟飛行範囲は狭まるので、いつものように高速に飛び回ることができないってわけだ。わー面白い。そんなことしてるなんてしらなかったよ。照明されてるから虫もよってきてエサにも不自由しないのだろうしねえ。

アリスの方が好き

今日は上手く行った!上手く行ったよ!!サンプル数が+3だ!一週間ぶりに増えた。目標は15だから一気に20%進んだよ!!ということで、今日のタクシー代は払い甲斐があるってもんだ。と言うことで英語で科学記事読むやつ。オウムのメスが賢いオスを配偶相手に選ぶか?という話で、メスに賢いオスとアホなオスを見せて選ばせる方法だと、交絡の可能性が排除できないから、っていう話が出てきた。で、学生がキョトンとしているので、説明のために、えーっと私が誰か好きな人を選ぶとするでしょ、と目の前にいる学生を2人ピックアップしようかと反射的に思ったけれども、いやいかんそれをやったらセクハラで指されんとも限らん、じゃあ誰か差し障りのない女性を、って思った時に私の頭の中には、、、イヤ思い浮かぶけど、こんなん言ったら引かれちゃうわ、、ってやむなく目の前に座っている学生に「誰でも良いから若い女性芸能人の名前2人言って」とお願いしたら、北川景子綾瀬はるかの名前が出たので、これを使って「いや、私が綾瀬はるか好きだっていったとするでしょ。みなさんは、そうだよねああいうふんわかした雰囲気って男の人好きよね、って解釈したくなるでしょ。でも違うの。私は綾瀬はるかの尖ったアゴが好きなの。これが交絡」って説明したら、学生たち、めっちゃわかったって顔をしていたので今日はオレの勝利だ。広瀬すずって言わなくて良かった。つう事でもう一コマ授業やって、夜までかかるので晩ご飯にお弁当を食べさせられる業務。まあそれでも今年はマシで、21時には帰宅できたからずいぶん楽。

時間を買う

今日も朝寒いので実験の開始時間が遅くなっちゃって、ギリギリまで続けたもので、大学いくのにタクシー使わざるを得なかった。サンプル数がひとつも増えないのにも関わらずタクシー代の出費を強いられるのは大変に悲しい。こういうのに科研費使えたらナンボか良いんだがなあ。授業二つして会議。できない仕事はしない、という選択をすること。オトナとしてとても大事だと思うの。それが責任だとさえ思うのよね私は。だってできない仕事を引き受けた時に、周りは巻き込まれるわけよ。意思決定に関与しないのにコストだけおっかぶされるのはイヤでしょ。と、今日も帰り道、京都駅にある電解質モールに寄ってみた。ここにはモンベルがあるのだ。で、横方向にも骨が入った今年版のクラッシャブルアンブレロを買おうと思ったのだな。で、実物を見てみるのだが、サイズは60までと書いてある。オレの頭は65くらいあるのだ。これじゃ入らんじゃん、と思って店員さんを探すと、おねいさんと目が合うので聞いてみる。と、フリーサイズだから大丈夫、と言われる。で、実はこないだからこの店に来るたびにこの店員さんと目が合っていて、うーんどこかで会ったことあるんだよなあどこでだったかなあ、と思っていたわけ。ので、新しくなって畳み方がわからないので、色々聞いてみて、その間に思い出そうと思うのだけど、どうにも思い出せない。とか言う間に畳み方もわかったのだけど、これがけっこう面倒くさい。ので、買おうという気持ちが減退している、と、その店員のおねいさんが私に、「あのー?きょうじょですよね?」と言い出す。え?そうですけど?え、まさか?って言ってると、元学生だったらしい。一回生の時に私の少人数授業もとってたとのこと。うわー、まったく覚えてなかった。けど顔だけは見たことあるのはそういうことだったのか。そりゃ私が店に来るたびにこの店員さんと目が合うわ。もっとはよいってやー。ということで、買わんとこうと思っていたアンブレロを買ってしまった。っていうか、学生じゃないと思うと若い女性とも楽しくしゃべれるよなあ、と思ったというね。