海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

二兎を追う者

昨夜は帰宅してから風呂に入ったり雑用したりしてるうちに気を失って、27時に意識を取り戻して床に。で。7時に起きてまた神戸まで行くの辛い。泣く泣く出発。駅で出勤途中のお友達と会ったので少し気持ちが前向きになって、会場へ。うーん。ネットワークったって個体の近接情報を関係性の指標として扱ってるなら病気の伝播を予測できるのって当たり前だよねーとか思ったり、最後の人のコメントってまさにその通りだよねー、複雑なものを複雑なままにって敗北じゃんねー、とか思ったり。午後は行動のセッションに出て、髪を切ったT須賀さんの雄姿を拝見して、最後に話題になったヒアリ防除のワサビシートの話を聞く。H本さんが実物を回してくれたので嗅いでみると、うっすら匂いがするわ。これかあ、と、この話は面白かった。ということで5日間にわたった巨大学会も終わり。くたびれポンと帰ってくる。夜は町の寄り合いなんだけど、正直、生態学のことで頭いっぱいなので、あんまり町のこと考える気がしない。

喋り通し

今日は自分の発表である。つうことで、今回の学会は毎日何かあるんだよな。9時半に会場に着いて、ポスター貼ってると早速お客さん。そこからひっきりなしに誰か来るので、終了時間の15時まで8割くらいの時間を説明に使っていたような気がする。これで全部で30人も聞いてくれてないと思うんだが。ほんと効率悪くてイヤ。人の話もほとんど聞けないし。あ、でも、ポスター見たHさんが、親子判定できるかもって言ってくれたのでラッキー。ありがたいありがたい。で、U丸さんに、時間通りにポスターはがせやこらあ、とか、どつかれながら、ちゃんと終了3分前には剥がしたところ、懇親会まで3時間半時間があるので、喫茶店に入ってコーヒー飲んで少しお腹に入れて、人の原稿読んだりして過ごす。本当は受賞講演とかあるんだけど、あんまり聞く気もしないしさ。そんなこんなしているとT中さんと会って、標本関係の集会で、いつぞやの島本町動物相調査データの廃棄問題のことがネタになってたという話をうかがう。油断できない。で、懇親会。U丸さんが珍しくいる。まあ彼は今回運営側だからね。で、Springerの人がいたので話し込む。オレ的には、悪の出版帝国よりほんわかしているSpringerの方が個人的には好みだ。結局帰りは日が変わっての終電になってしまった。ここまでいるんだったら、そこから宿を探す手もあったかもしれない。帰宅25時。

著者冥利

そして、3日目になってもまだお務めがある。高校生ポスターの審査員だ。つうことで5時間睡眠で7時おきで出発。三宮で朝ごはん食べて、コンサルのシンポに1時間ほど滞在。うーん、なんか普通。で、10時半ごろからポスター会場に。まずはクモの発表を聞きに行って、発表者が考慮してない可能性について優しく優しく指摘してあげた。それから自分の分担のを審査。人の腕にいろんなものを塗って蚊にどれだけ食われるかを実験した発表があって、被験者は40代男性で血行を良くするため飲酒したと書いてあるので、演者であるところの女子高生に「ひょっとしてこれはお父さんでしょうか」と聞いたら、そうだって。なんか微笑ましすぎるよ。審査を終えて12時半。それから一般のポスターに移ってぶらぶら眺めてたら、さっきのクモの発表してた子がやってきて、連絡先教えてくれという。私の本も読んでくれてるとのことで、いやんそんなこと言ってもらえたの生まれて初めてで嬉しいっ。午後、生まれて初めて英語セッションに行ってみた。演者や質問者はは流暢に喋っていたけど、日本人しかいない会場で日本人同士が英語で話してるのって、やっぱバカバカしくってついていけないや。つうことでしんどくなったので、全部の公演が終わる前に抜け出して、飲みにもいかずに帰ってきちゃった。

ヒール&フール

学会2日目。今日も夕方にお務めがあって、集会の趣旨説明とかするのだけど、それまではフリーだ。久しぶりにのんびりと発表を聞く。朝は社会学習の話を聞く。致死毒を持つ生き物の警告色は、社会学習があっても容易に進化しないと思うがどうか。学習するには、同種個体が警告色を持つ生き物を食べたところと死んだところの両方を観察して、おそらくそれなりに時間的に離れた両事象をむすびつけて学習しなきゃならないと思うのだが、そんなことできるんかいな?毒食って即死するわけじゃないよね?午後は一般発表。うなぎの産卵場所をいろんな方法を駆使して絞り込んでいく話が面白かった。夕方は集会。70人ほどのキャパの部屋に100人以上が押しかけた大盛況な会。一応私主催者なんだけどビックリした。で、なんか見た顔の人が座ってるなあと思ったらY田さんのお嬢さんだった。「あー」って言ったら「バレたか」だって。バレるわそりゃ。終わって懇親会。サラッと流した趣旨説明について、お前もっとひねくれたこと言わんとあかんやないか、と厳しいご批判を受ける。反体制派としての矜持はどこへ行った、とか言われて、えーオレそんなつもりないんだけど。3分じゃそんなひねったこと喋れんじゃん、と反論したけど聞いてもらえなかった。しかし、そんなことを期待されてるとは思ってなかったよ。これからの振る舞い方を考えねば。で、演者として招いた先生が隣町の人だったので、一緒に三宮から各駅停車で帰ってくる。帰宅は日が変わっていた。

後進国化

今日から学会。初日はお務めで会議だ。11時半ごろ出発して神戸に。ポートライナー降りたらI谷さんがいた。彼も若い若いと思っていたらアラフィフだって。あいかわらず感じは若かったけど。で、会議2時間。終わって今日はトンボ帰りなのだな。勤め先が卒業式なので、夜はパーティーなのである。京都に戻って1時間ほどあるので、スタバで原稿書いたり。しかし、このパーティーというやつが、オレやっぱ苦手でねえ。特に歌とか歌われるのがキツイ。歌ハラという概念を提唱したい。まあでも2時間で終わってホッとする。しかし、毎年パーティーでディナー食べてるけど、レベルがどんどん低下してないか?今回とかついにステーキが出てこなくなったぜ?

リサイクル

明日から学会。今回の発表は、台風による会期短縮のせいで図らずも貼り逃げになってしまったポスターを再利用して発表するわけ。力入れて作ったから、使われないのはかわいそうだからね。つうことで準備は一ミリもしなくて良いのだけど、もう一個の集会で趣旨説明しなきゃいけないのをすっかり忘れてた!会場が神戸で、宿泊がないもんだからすっかり緊張感がなくってさ。つうことでとりあえず5枚ほど作る。おそらくこちらに与えられる時間はほとんどないはずなので、まあこれで良いであろう。

余技の読書

「すべてのマンションは廃虚になる」を読んだ。マンションは管理の点から崩壊が不可避になっている、ということを述べている本。巨大マンションになると小さな自治体クラスになるので、管理組合の理事長は首長みたいなものだけど、その権限を監視する機能はほとんどないんだ、という話。なるほどね。あと、財産権を過剰に保護するのが日本社会、とのこと。そうだよねー。公の概念がないからね。ってか、しかしオレも何が悲しうてこんなの読んでるんだか。

すべてのマンションは廃墟になる (イースト新書)

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