海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

危機回避

遅れていたニンニクの植え付けをしなくてはならない。とはいえ既に植えつけ用のニンニクはとっくの昔に用意しているのだ。ということでようようと土間からずっとほかっていたニンニクを取り出し個々の粒に分割する作業、、、あれ?足らない…畝の広さ的に60個植えれるはずなのに、48個しかない…あれー?誰か食っちまったか?とか言っていても仕方がないので、馴染みのお店に聞いてみたらまだニンニク置いてるという。なんだじゃあ急いで用意しなくてもよかったんじゃん、と思いつつ足らないものを買ってくる。で、植え付けましたよ60個。正直作りすぎ。これ全部できたらどう考えても一年で食べきらない。スタミナつきすぎちゃう。まあでも去年とか同じ数植えたけど収穫数はだいぶ減ったからな。コメの例もある。多めに作るに越したことはないのね。終わったら次はサツマイモの収穫。去年が6月半ばに苗を植えた直後にまさかの梅雨明けで、十分葉が展開する前にカンカン照りになって枯れまくったので今年は反省して早めに苗を植えたもので、ほとんど何もせぬまま4ヶ月経ったのね。で、掘り出してみると、思ったより出来が良くない。葉の茂り具合からして、もっと芋づる式に掘り出せるかと思っていたら、一株から3個程度だった。サイズは悪くないし虫に食われてもなかったから綺麗だったけどね。結局17kg。日本人の年間平均消費量が1kgということなので、いくら我が家が芋食いだとしてもこれは多すぎる。誰かにあげよう。

極私的飢饉の恐れ

脱穀したモミ103kgは今週ずっと我が家の玄関に鎮座していたのだが、今日ついに籾摺りの運びとなった。これで最終収量が明らかになるドキドキの瞬間である。去年は、何かのフンが混入して後から泣きながら一粒一粒取り除いたものだが今年はそんなトラブルもなくサクサク摺り終わる。で、結果は玄米で85.5kgでした。大体籾摺りで重量8割になるところ、17%減に留まったので、割と歩留まりが良い。去年より2%ほどアップだ。今年は実りの時期に去年ほどの暑さじゃなかったので、実がつけばよく充実したのだ、ということにしておく。ということで秋の長雨は痛し痒し。今年のうちの収量減はむしろ分けつ不足だったようにも思われるので、だったら長雨は良い方向だったのかもしれない。で、玄米で85.5kgということは、白米で77kgくらい。大人一人半といったところ。これまでで2番目に悪い収量。もう一つの田んぼは今年は壊滅的に出来が悪いので、ひょっとしたら来年は米買わなきゃいけない時が来るかもしれない。うえん。

人並み感

集客に不安のあった来月の人前で話す予定。私の気持ちが見透かされたのか、今日申し込みが現段階で6人いるという連絡が来た。これで不成立は無くなったので安心して準備を進められる。できればもう少しお客さんが来てくれるとやる気がさらに出るのに、なんて欲まで出てくるわ。それはともかく、準備のためにいろいろ論文を読んで、人間には同じ音が反射などで複数回聞こえた時に、その最初の音だけを使って方向を定位するという情報処理メカニズムがあるらしく、ハース効果ということを学んだ。なるほどそういうことは考えたこともなかったけれども、確かにそうでもしないと音で定位できないわ。じゃあやまびこはどうかというと、ハース効果が生じる時間ウィンドウはとても小さく、最初の音が届いた直後の音だけが消されるのだとか。よくできてるわー。ところで最近の個人情報流出祭りで昨日今日と私のところにもついに流出してごめんメールが来た。まあ別に住所とか知られてもそんなに大きな問題にはならないだろうし、やる気になれば流出がなくても調べるのは簡単だから。二つのうち一つについてはメアドしか漏れてないし、それもアップルのメールリレーサービスを使った一意のアドレスだから無問題。それより、オレのところにはなかなかごめんメールが来ないなあと思って、オレどれだけ世間から遊離して暮らしてんねん、と不安に思っていたところだからちょっとホッとした部分もあったりする。

存亡の危機

英語で科学記事を読む授業。和訳文中に、本文の英語と対応しない語句が出てきたら、私としては「その語句は英単語のどれに対応するの?」とか質問せざるを得ないのですよ。ということで、この授業は自分の力で英語の文章を読める能力をつけてもらうのが目的なので、機械翻訳は自分で四苦八苦してもどうしても理解が及ばない時に初めて使うものですよ、ちょっと見てみてわからないからと言ってすぐに使ったら自分の力になりませんよ、ということを縷々訴える。午後は某学会の臨時に開催される運営委員会。普通こういうのはシャンシャンで終わるのだけど、案件が案件だけに皆さん真剣で、議論も白熱。予定時間を超えて話し合いが続いたのであるが、一応の意見の収束を見た。俯瞰して言えば、こういうことがたまにあってもいいのではないか、という。終わって、その会で宿題として出された件について文書作成。夕方に伸ばし博士が入っているので、途中電車の中でもタカタカ。で、こういう時が一番集中するので、駅に着いた頃にはほぼ完成。おねいさんに伸ばしてもらうのだけど、なんかおねいさん曰く、お客さんの中で他にも稲刈りしている人がいるけど、そこも去年と比べて2割くらい収穫が少ないのだそうな。やっぱ9月の長雨のせいでこの辺り実りが悪いんだな。うちより1ヶ月早く5月に田植えしたところは減収がないという噂も聞くわけでね。とまれ温暖化は止めねばならない。そんな中、帰ってきてからシネコンに出かけて「ディガー」。インド人ウソつかない、という話。なんか大コケしたらしいけどどうしてどうしてこれは傑作じゃないですか。予告編とか見ていて何の話だかほとんど分からず、かろうじて気候変動がテーマだということは把握して見に行ったのだけど、こんな話だったとは。トムちんが極めて真面目な俳優であることがわかるし、こういう作品でああいう演技ができるのって役者冥利に尽きるんだろうなあ、と思った。評判が悪いのは、気候変動を直視したくない観客のツボをついたからではないか?作品の出来が悪いからではないと思うがどうか。ということで映画ファンは見に行くべきだと思う。

初老の嗜み

今日は授業が昼からなので朝のうちにクモの交換に行った。けど、これひょっとして昨日放した個体ではないか?という嫌な考えが頭によぎるのよ。いやその個体は網張ってくれなかったのでデータ取れてないので、別に再度トライしても問題はないのだけど、もうこのスポットには二個体しか残ってなくて、それらを交代に採集してるんだったら何やってるかわからんなと思うのね。ってか、それができるってことはずっとデータになってないってことなんだけど。今日はヨメサンがいないので、夜は一人飯。上の子も大きくなったので面倒見なくて良いのでね。で、どこで食べようかなあ、と思って、一昨日に引き続いて御池のアイリッシュバーダブリンに行ってしまった。19時まではハッピーアワーでギネスのパイント800円なの。フィッシュ&チップスのLを一人で食べてお腹いっぱい。17時に入店してサクッと暗くなる前に退店。帰宅19時という健康優良児。

フォローアップ

久しぶりに研究室に車で出かけた。運ぶべき荷物があったからだが、やっぱ楽だねー。病みつきになりそうだが、このご時世必要もないのに化石燃料を使うべきではないと自重する。明日からも電車で。で、2コマ少人数授業をしてからすぐに帰る。昨日スケジュールがタイトだったので実験に使うクモの交換を忘れちゃったので、日が暮れる前に取りに行く必要があるからだな。車だから帰宅直前にちょっとだけ足を伸ばせば済むという。で、14時半を少し回ったところで帰り始めても、ウチの近くの採集スポットに来る頃にはもうだいぶ日が傾いてきている。秋の日は釣瓶落とし。ここ、最近イノシシの形跡が色濃くて、そのうち出会しそうな気がするが事故になりませんように。それにしても季節が進んでクモの数が少なくなった。この場所は10月を過ぎるとギンメッキがほとんど出なくなる場所なんだけど、他では11月までいるところもあって、ちょっとスポットを変えなきゃいけないかなあ。

流しの生物学者

稲刈りから1週間。ここ何日か晴れの日が続き、明日からは授業があって天気も崩れるとのことで、脱穀は今日しかない。問題は、今日はミシマ社の本屋さんが久しぶりに開店し、それは明日がミシマ社の20周年の日だということなので、それはめでたいからお祝いに何か持っていこうと思っていることだ。午後からだな。そして月曜日だから音も録らなきゃならない。つうことで上の子が出かけて家が静かになる10時から音とりを始め11時半から脱穀、1時間で作業を終えてお昼を何か食べて13時半にウチを出れば途中お祝い品を買っても15時にはミシマ社に着くだろうという計画だ。まあしかしこれは計画で、実際に音をとり始めたのは10時半ごろで脱穀開始は12時前。収穫量は思ったより悪くなくて、ハサの長さから2割減と見込んでいたところ、全部で103kg取れたので去年の122kgからは1/6減に収まった。ちょっと嬉しい。まあしかし、これだと玄米にしたら80kg前後。歩留まりが悪ければ70kg台もありえる数字である。しょんぼり。で、もう13時半じゃん。お昼食べる時間がないけど仕方ないからお出かけ。途中シャンパンを買おうと贔屓の前田豊三郎商店に。えーっとお祝いにシャンパンとか買おうと思うんですけど、と言ったら、ここからここまでがシャンパンです。と言われた棚には高いのだと3万円とかするのまで置いてある。流石にそれは手が出ないので、もう少しお手頃なのを求めて、そこから御所の東まで20分ほど歩く。気候が良いので気持ちが良い。途中ヨメサンと合流。で、到着。皆さんにお祝いを述べ三島さんにシャンパン渡す。すると二階に連れていかれて、ベランダから外を見ろといわれる。見ると、隣の倉庫の壁に大きなスズメバチの巣が。昨日見つけたらしい。コガタだろうか。で、どうしたらいいでしょう?とかノザキさんとかから尋ねられるのだけど、これは難しい。10月半ばとはいえまだワーカーが巣から出入りしているのが見える。一方、ベランダから巣まではそこそこ距離があるのでワーカーがわざわざ攻撃に来る感じでもない。まあ倉庫の持ち主に頼んで駆除してもらうのも一つの手だけど、これから気温が下がっていけば活動性も下がるので11月くらいまで気をつけてやり過ごす手もある。ってか昨日まで平気だったんでしょ?みたいなことを言ってみた。しかし、ここに来るたびにネズミ出没事件とかスズメバチ騒動とかよくあることである。で、15時40分ごろ辞去。Tシャツもらった。実は先週一緒に稲刈りした神戸のO谷さんも本屋さんに来ていて合流したので、ヨメサンと3人で明るいうちから軽く飲みましょうということに。御池のアイリッシュバーダブリンでギネスとフィッシュアンドチップスを食べる。幸せ。