海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年の差なんて

ウチのニャーコちゃんが数日前から妙な声で鳴きはじめた。スキー他で留守にしていて人恋しくなったせいかしらと思っていたら、今度は腹ばいになってお尻を上げるじゃないか。むむむ、これはロードシス。つまり、ニャーちゃん発情しちゃったのね!!去勢はあ…

軍拡競争

昨日から大掃除。私は窓拭きの担当だ。で、これがパラノイアな私の欲望に火をつけるのに十分な要素を持つ仕事であって、わずかに残る拭き残しが気になって気になって仕方がない。こっちの窓を拭き上げて満足したと思うと、それに比してあっちの窓がまだ完全…

待ち人来る

しばらく前、食卓に季節外れのメロンが上った。お隣さんからのおすそわけらしい。ウチのすぐ近くにスーパーがあって、いつも年末になると「日頃お騒がせしてすいません」と言うことで、果物をもらえるのだとか。という事で、そのうちウチにも来てくれるのか…

ブロークンの勧め

ヨメサンの実家で卒論の添削などしながら過ごし、夜には平野部でも積雪の可能性と言うニュースに怖れをなして予定より早めに帰ってくる。湾岸の道は雪に対して極めて脆弱だからね。ところで、ウチなんか結婚してからもうすぐ15年にもなろうとするわけだが、…

ぶーちん絶好調

そして三日目は天気予報通り朝から雪。チェックアウトして、4人家族が二泊して三日分のリフト券混みでたったの6万円であった事に猛烈に感じ入ってから滑りはじめる。麓の方までガスが出ていて、最初下の方で滑っていたけど、これは上の方がもちょっとましか…

我が内なる牢獄

低気圧接近との天気予報にも関わらず、朝から晴れ。薄曇りはあるものの、こりゃあ今日も良い状況です。で、ゲレンデに出てみれば、昨日よりも人が多くて、そうか団体客が来始めているのね、という。午後からは予報通り曇ってきて、夕方にはパラパラ来たのだ…

ヘンゼル

という事で、今日から有休をとって(←って、ちゃんと言いわけをしている私の小心ぶりよ)早めの冬休みに突入する事にした。いや、白馬方面今年は早い時期からたっぷり雪が降ってるとの報もあったわけで、久し振りに平日スキーと洒落込むわけよ。なんせ子供が…

浮かれてるのは私だけ

今年最後の授業日。クリスマスイブの授業、私は反クリスマスな人だから別に構わないのだけれども、一方で学生さんたちは可哀想だなあとつい思ってしまう。恩恵は被っていないとはいえ私もやはりバブル世代の一員だと言う証であろうか。それはともかく、今年…

罪の意識

同業者のハッピーマンデーを呪う声が日本全土から聞こえてくる今日、月曜日に授業の無い私は幸いである。いやしかし、大学における授業の中には、授業時間に比例して成果が出てくるのではない科目がたくさんあるのだ。この事については、重ねて主張しておき…

秘孔突き

今日も竹林管理ボランティアに参加。枯れた竹を倒して枝を払い適当な長さに切ってから敷地境界に積み上げる作業。上方の枝の絡み具合や株の傾き具合を見ながら倒れる方向を予測して切っていく。指導してくれるオッチャンたちはチェーンソーを使うけれど、別…

家事退散

なんか長野の方では盛大に降ってるらしいけれど、家の中が暖かいせいで、どうも冬になった気がしない。しかしそうも言っていられないので車にキャリアーをつける。それから薪を割って年賀状を完成させ、これで冬の準備は万端な気がする。連休が明けたら一日…

還暦間近

「ユーミンの罪」を読んだ。デビューから90年代初めまでのユーミンのアルバムをとりあげ、その歌詞を紐解きながら、それが時代時代の女性の主流的価値観と言うかムードというかをいかに捉え煽っていたかについて語る本。著者の個人的諧謔を絡め愛憎半ばする…

石の上

卒論の添削を続けていると、何が正しい日本語運用法かだんだん定かでなくなってくる思いがするのだけれど、同業者の皆様におかれましては、そんなことないでしょうか?という事で、自分をしっかり保持しないといけないと思う今日この頃である。木曜日は1時…

水曜日はブルー

水曜日は会議日である。とはいえ、会議日と言っても議題がなければ会議は開かれないわけであって、私の常識では、会議日に実際に会議があるのは月に2-3回てなもんである。ところが、この夏休み明けからはずーっと会議があって、9月11日以降水曜の午後は一週…

定番の

二回生用の少人数科目では、何か疑問を立てて仮説に基づいて調べると言う課題を出している。だけど、仮説を使う考え方を上手く扱えない人がたくさんいる。疑問と仮説はセットだから、yes/noで答えられる疑問だと上手くいかないよ、って説明しても、どうして…

ながめせしまに

男の子にとってお母さんと言うのは美人なものである。 私「そうかもしれんけど、でもお母さんには色気が無いんだよなあ」 ヨメサン「なんですって!ムキー!!」 ぶーちん「大丈夫だよお母さん。だって僕の方が色が黒いから」 ???? ぶ「ほら、僕日焼けし…

顔で笑って

お役目で日曜出勤。長机の後ろでニコニコしているだけの簡単なお仕事です。私が口を開いたら、思ってる事をそのまま言っちゃう事になるので、あんまり喋らないことがお仕事の趣旨に沿うはずです。一方、私の横に座る学生は能弁であって感心する。こんだけで…

怒りの鉄槌

少し前にお隣さんが、落ち葉が困るからと庭の木を一本切り倒しはったので、捨てるならくださいと言って、業者さんに玉切りにしてもらって丸々もらったのであるよ。で、斧で割ろうとしてみたのだけど、これが手強い。カシなので堅いし太くてそこここに節があ…

棚上げの代償

学生には、データを数値化するのは客観性を担保するためにとっても大事、とかいつも言っているわけだけれども、実際にやってみるとそんなに単純でもないのも本当。私はここのところギンメッキの体色変異を調べていて、こいつは銀地に黒斑の体色を持っていて…

お客様

先日の学会で出会った、私の出身学部の三回生氏が、クモの研究について話が聞きたいとの事で訪ねてくる。私としては自分のネタに興味を持ってくれる人が現れるなんてのは滅多に無い事なので、嬉しくなっていろいろ喋る。使いやすい対象なので若い人がどんど…

我田引水

ゼミで、全く準備をせぬままに、一コマ丸々、データを取ると言うことはいったいどういう事かについて論じてみた。結構できるもんだ。学生に伝わったかどうかはともかくとして、自分的には破綻のない話になったと思う。石橋を叩いて壊してしまって渡れなくな…

一国二制度

しかし昨日紹介した本には、進学塾に通う小学5年生の描写がいっぱいだったけれども、あまりの彼我の違いの大きさに、本当にこれが同じ国にすむ同じ年齢の子供の事であろうか?と頭くらくらした。いや、私は塾というものに行った事が無くて、ウチの子も当然通…

「悠木まどかは神かもしれない」感想

「悠木まどかは神かもしれない」を読んだ。大きく誤解している事を承知の上で、内容を一言で言うと、草食系オッサンのファンタジーだった。主人公は進学塾に通う小学校5年生男子なのだが、この主人公が、進学塾に通う頭の良い子と言う設定のゆえか妙に大人び…

冬の備え

そして今日は上の子が出る町のマラソン大会である。今年は会場がいつもより遠く1.5km強程もある隣の小学校になっていて、受付けでゼッケンもらうのに一往復、本番のため一往復すると、6-7km。たくさんの人が来るので自転車では行けない。そしてマラソンは3km…

君の青いスニーカーで海へ行こう

イマイチ本調子ではないけれども、去年からの懸案であり、三週間前に兄弟ゲンカが発端で出発直前で中止になった、淀川べりを歩いて海まで行こうツアーの最終回に出かける。三回戦の前回二回目は豊里大橋まで行っていたので、今日はそこから河口まで15kmを歩…

一歩進んで二歩下る

引き続き体調不良で休みたいところだったけれども、諸般の事情で研究室に。コラテラルダメージだ。まあ仕方がないので、某原稿を読むのに取り組む。これは何度も何度もやり取りの続いているものだが、1度なんかこちらの指摘にまさかのゼロ回答とかあって、…

人生負け続け

風邪引いた。しんどい。で、幸いな事に今日はローカルルールにより1日休講。なのだけど、学生と動物園に行く約束があって、間が悪いよなと思いつつ重いからだを引きずって出かける。13時集合なので、近くの洋食屋でオムライスでも食ってからと思ったらば行…

知ってるけど知らない

「ヒトはなぜ難産なのか――お産からみる人類進化」を読んだ。出産でこんなに苦しむのは人間だけらしい。で、その理由には二つあって、頭部の巨大化というのはまあ当たり前の事であるけれども、直立二足歩行を始めた事に伴う骨盤の形状の変化のために産道が曲…

ご本尊

ミスターゆとり教育寺脇研の手になる「文部科学省」を読んだ。○を知り己を知れば、というやつだ。しかしまあこれが、イカに文部省が(どうでもいいけど、今「もんぶしょう」と書いて変換しようとしたら文○省と出た。どういう学習してるねんなウチのかわせみ…

後日譚

Mぺさんと会ったのは久し振りなのだけど、おかげで今年の始めに書き上げた後コメントをもらったところでそのままほかっておいたMぺさんとの共著論文をどうにかせんといかんという気になってきた。コメントもらった直後はイマイチピンと来なくてグズグズする…