海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

一国二制度

しかし昨日紹介した本には、進学塾に通う小学5年生の描写がいっぱいだったけれども、あまりの彼我の違いの大きさに、本当にこれが同じ国にすむ同じ年齢の子供の事であろうか?と頭くらくらした。いや、私は塾というものに行った事が無くて、ウチの子も当然通わせていない(っていうか受験と無縁なんだから通う必要がない)ので、もし7年間の東京生活がなかったとしたら、この本に描かれている小学生の生態などウソに違いないときっと判断していた事であろうよ。もちろん今はウソでない事を知っているし、同時にそれがリアルさを持たない地域がまだたくさんある事も知っている。少なくとも、今のウチの周りではそれほどのリアリティーはない。で、やっぱりこのくらいの子供は、まだ遊び回ったり本を読んだりして過ごす年頃だと思うのよね。という事で、関西に戻ってきた事について個人的には色々思うところがあるものの、ともかくもその理由を思い出した、と言う話。