海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

見ない顔

今週は試験。ある学生が部屋まで来て、明日の私の科目の試験範囲を教えろという。私はこういう事に関しては極めて意地悪なので、「最後の授業で必要な事は説明した。なぜ今そんな事を尋ねるのだ?」と言ってみると「半分くらいは授業に出ていたのだけど、たまたま最終回は欠席したので、もしその時何か喋ったのなら教えて欲しい」と返事があった。ここに至って、何も情報を与えない事に決定してお引き取り願う。なぜなら、その講義は毎回受講生が20人くらいしかいないので、出てくる人の顔は全て覚えているからなのよ。ウソは良くないねウソは。

カーン論文も仕上げにかかって、いろいろ見直しをしていると、解析方法に不備がある事に気が付く。ひっくるめちゃあいけないデータをひっくるめて解析していたようなので、当該方法を適用しても良いように一部データを取り除いてから再解析。すると結果が大きく変わっちゃった。危ない危ない。もう少しで気が付かないまま投稿するところだったよ。

いやしかし、私の場合見直しの段階で重大なミスを発見するのは、ちょくちょくある事で、、、と考え始めると怖くなっちゃう。だって、毎度毎度投稿直前まで論文に間違いがあるわけで、ネズミが一匹見つかると言う事は百匹が隠れているということかも、、、でも百匹もネズミを見つけてないのだから、、、もしネズミを残したまま出荷してるのだとしたら、、、って考えると、ホラ怖いでしょ。

もちろん投稿する時には間違いはないと思っているわけだけど、カーン論文にしたって昨日までは間違いはないと思っていたわけで、あーもう考え始めると怖くて夜も眠れないよ。