海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

京大一号の想い出

落書きするな!書かれなくても「カメデス」


甲府市丸の内の舞鶴城公園の堀で、甲羅に「カメデス」と白いペンキのようなもので落書きされたカメ(体長約30センチ)が見つかった。
(中略)
散歩でよく公園に来るという近くの主婦(60)は「昨年も甲羅に『カメ』と落書きされたカメを見た。こんなひどいことをする人の神経が信じられない。かわいそう」と話した。
野生動物の個体数を推定する方法に標識再捕法というのがあって、ぶっちゃけて言うと、捕まえた個体に印をつけて放逐し、その後の採集でどの位の頻度で印のついた個体が捕まるかを調べて推定する。で、カメの場合マーキングの方法としては甲羅にドリルで穴を開けるというのがよく行われる。しかしフィールドでドリルの用意がなく、しかし手には油性のペンという状況に陥った生態学者なら一体どのような挙動に出るだろうかと考えると、この記事を一概にイタズラとは断ぜないよ私は(ウソ。いや、完全にはウソじゃない)