海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

うさぎおいし

映画にかこつけて生物学普及のトークショーとかやってる私としては、動物の出てくる映画を見るのも今や仕事である、とかねてから主張している。で、「ピーターラビット」だ。ふっと気がつくと、字幕版をやってる劇場が激減していて、今日にでも見とかんといかんじゃないかと思い、午前中編集仕事に勤しんだあとに万博公園シネコンに。悪辣な地上げ屋の話。インディアンの側から見た西部開拓史、という話でもある。アングロサクソン許すまじ。いや真面目な話、彼らの対自然観には大きな欠陥があって(別にウサギパイを責めてるわけじゃないが)、それは解決されねばならないのだが、本作ではその解決作として自然側の反省に契機を求めているというのがもう闇は深いよね、という。それにしてもピーターラビットってオレ全然馴染みがなかったんだけど、これもっとゆるふわなものじゃなかったの?映画にするための本案だよねこのドタバタドリフ映画みたいなムードは?しかし、隣人をイヤがらせで追い出すドタバタコメディって「ネイバーズ」じゃんって思うのだけど、どうしてローズ・バーンはどちらにも出演しているのだろうか。つう事で観賞が終わり、更に西へ。昨日U丸さんが研究室で宴会するからというので招集かけられたのである。U丸さんの命令とあらば従わねばならぬので、出かける。ひたすら広島焼きを焼いて食べる会だった。U丸さん次期某大型学会大会の運営責任者なのでストレスがたまっているらしい。ので愚痴を聞いてあげる。オレ優しい。