海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

クリフハンガー

勢いづいて「三体II 黒暗森林」上下巻を買ってきて、上巻を一気読み。SFって想像の世界の話だから、どんなものにでもできそうだけど、でも実際は著者の文化的背景によって出来上がりの色ってできるよね、と思った。話の転がし方の発想が日本に住むものとしては新鮮に感じられる。あと、用語からくる語感の特徴もあるよね。面壁って、普通の翻訳では絶対出てこない語だと思うわけで、これが原著が英語だったりするとありえないはずが、中国語なもんでそのまま持ってくることができちゃって、その語からエキゾチック感というか異国感を感じるわけさ。いやしかし、この面壁の発想ってのは面白いわ。で、呪文ってなんやねんそれ!って思って上巻が終わるという。うわー。

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)