世間的には連休は終わっているが、私はというと学祭期間で明日まで授業がないのである。後期はちょうど全体の真ん中あたりでお休みが入るのでありがたいね。つうことで、真っ昼間からシネコンならぬアップリンク京都で「ナイトコール」。鍵屋は善である、という話。いや私も1度自分の鍵ではにっちもさっちも玄関が開かなくなったことがあって、何時間も待った後に着てくれた鍵屋さんが天使に見えたことを思い出すのだが、それを利用しようなんて不埒千万。なのだが、本作の主役の鍵屋さんはあくまで善良であって、後味が良かった。真面目にお話をかいつまんで紹介すると、騙されてヤバい状況に追い込まれた鍵屋さんがBLMのデモで騒然とするブリュッセルの夜を駆けずり回る、というもので、まあ一般にこういう作品は面白く作りやすいものである。で、ブリュッセルが舞台なのは、これがベルギーの映画だからで、なので登場人物に知った顔は一人もなく、それで邪念なくお話に没頭できるというのも良いところだ。優れた娯楽作品だと思う。それにしても、こういう作品は本来メインストリームの箱でかかっていたはずなのに、最近はアップリンクとかのアート系の箱に行かないと出会えなくなっちゃった感がある。どうなってるんだ。と、見終わって三条高倉に出るとまだ14時過ぎ。歩いて河原町まで移動して丸善に。先週末に配本が始まった拙著が連休明けに関西の書店に入っているはずだ、という計算だ。大垣書店の三条店にはなかったので、若干不安があったけれどそこはさすがの丸善で、自然科学の新刊コーナーと生物学コーナーの二ヶ所で面陳してあった。満足。で、四条に降りてきてバスで研究室に。いやお休みなんだけど、来週のオンデマンド講義の音録りを今日やっておけば来週休めるから、人のいない時に研究室に来てみたという。こっちの母艦はエンコードが速いからね。自宅のIntel MacBookAirの5倍は速い。つうことで暗くなるまで音を録って帰ってくる。平日だけどお休みだから仕事をする、という。