海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

半歩進む

最近、近所の田んぼでできた米を譲ってもらって食べている。地産地消だし都市近郊農業の振興にもなるしな、と思ってだ。で、それだけじゃ飽き足らないので、その田んぼで今日田植えをするというのでお手伝いをさせてもらうことに。ヨメサンと最近よりあいをしている若い人の一人と3人で参加だ。先方は、私たちのお願いになんでわざわざ?と半信半疑だったようだが、ウチももう一人も畑で野菜を作っているわけで(実は家庭菜園の区画のお隣さんだ)、常々次はお米だなあと思っていたわけ。で、半年ほどのやり取りの末(こういうのはヨメサンの役目)、やっとその意識のギャップが埋まってお手伝いが実現したという。まあ田植えと言ってもほとんどは機械でやるわけで、隅のほうとかで機械が入らないところに手植えするだけなのだが。とはいえ、ウチ的にはとても楽しみだったのね。で、9時半に田んぼに行くと、早速休憩。既に半分ほど植え終わったとのことだ。ともかく、お茶とかお菓子とかもらって恐縮しながらお話を伺いつつ、30分ほどしてからついに田んぼの中に。結構水が深くまで張られていて膝下まで浸かりながら植える。3人とも農作業好きなので、なかなか上手とか褒められながらどんどん植えるけど、後ろに下がりながらだと、自分の足跡があるとその場所は深くなりすぎて植えられないから大変だということがわかった。結局午前2時間午後2時間で一反くらい植えて終了。終わって納屋でござ引いてお話しさせてもらって、あーなんかお祭りみたいで楽しいなあと思ったわけ。しかしこれなら2ー3アールくらいなら余裕で手植えできそう。一家に一枚くらい田んぼがあって米くらい自分で作れるようになればみんな幸せに暮らせる気がするのよ。もう分散居住でね。