海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

だいたい正月は退屈なものだが

年末からヨメサンと子供の体長がイマイチで、今日も二人は1日寝たり起きたりで、こちらは退屈。長崎の正月を堪能しに諏訪神社辺りに初詣かと思っていたがかなわず。まあ、しかたないわな。

退屈なので本を読む。「エコロジカルな経済学」倉阪秀史著、ISBN:4480061479。これまでの経済理論に廃棄物処理を加えて考えれば、企業及び消費者に廃棄物処理の費用を求めるという条件下で両者ともに廃棄物を少なくしようとする行動が期待できる、という話。まあ当たり前だわな。


で、経済がその方向に変われば、無駄なものを作れなくなるので、企業は現在のような大量生産した商品を売るのではなくサービスを売るようになると予想している。しかし、そんなにうまくいくのかな?単に製造業に従事する人が減るだけでは?そのとき余った人たちをどうするかは環境経済に移行する上であらかじめ考えておいた方がよいんじゃないか?


それにしても環境問題の本質は「共有地の悲劇」にあるのだと思うが、そのことについて全く考慮されていないのはどうかと思う。