海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

えー、おー

下の子はもうカレーパンマンとかしょくぱんまんとか正しく発音できるらしい。上の子が下の子くらいの年には、まだそんなことはできなかったわけで、それだけ見ると、下の子の方が喋りの発育が早いように思える。しかし事はそんなに単純でも無いらしい。

というのは、上の子はカレーパンマンと言わせようとすると「カレー、アンパンマン」と喋っていて、これは当時の彼にとって「アンパンマン」がこれ以上分割できない語であったと解釈できるわけだけど、ヨメサンによると今の下の子は「カレー、パン、マン」と発音時に全体を三つに区切っているらしいからだ。で、これは語を分節するやりかたに個体差がある事を意味するのかと言うとまたそれも違っていて、ヨメサン曰く「いやそれはね、上の子が下の子に言葉を教える時に、一音ずつ教えるからなのよ。例えば
上の子「レオって言ってごらん。れー」
下の子「えー」
上の子「おー」
下の子「おー」
上の子「レオって言ってごらん」
下の子「えー、おー」
って感じ。だから、言葉をひとかたまりとして覚える事にならないのよねー」

なるほど面白いねえと感心した、という話。