こないだ通った論文にはカラーの写真を使ったので、その請求書が某王国からやってきた。今年は科研費もまだ潤沢に余っている事だし、手数料分余計にかかっても良いから、これを立て替え払いじゃなく、外国送金で大学に直接払ってもらおうと考えた。今回は良いけど、次の機会、請求書の来るタイミングによっては、クレジットカードのやり取りにかかるタイムラグが厄介な事態を起こすかもしれないから、ここで一度外国送金の道筋をつけておこうという目論見だ。すると案の定随分とイヤがられて、科研費担当の方は随分骨を折ってくれたのだけれど、他のところでどうもやったことのないことをやりたくない向きがあるらしく、結局外国送金はしてくれないと言う結論になった。と言う事で、やっぱり外国とのやり取りなんてここではお呼びじゃないのよね、と拗ねてみる。でもまあ、請求書だけ丸投げしてやってもらおうという私の態度も誉められたものではないかもしれないので、その後外国送金の仕組みについて勉強する。だいぶんと理解が進んだので、次の機会にはなんとかこちらの意志を通したい。